パロップのブログ

TVドキュメンタリーの記録は終了しました

CS「第2節・セレッソ大阪戦」

8/21、主審:奥谷彰男、実況:大庭荘介、解説:渡邊一平
前半20分くらいに映った小野監督はかつてなくマジギレしていた風だった。負けていても結構冷静だが、チームでファイトしていない点に一番腹を立てそうな人ではある。
個人的に服部は攻撃力のあるSBというよりは守備力のあるSHというイメージ。能力的には3バックの方が服部を活かせそうだが、4バックでやるなら前節書いたようにSHで使いたい。しかし浩司が帰ってくれば、左サイドに服部といずれも年代別代表でアウトサイドを経験した浩司/茂木を縦に並べ、攻守のバランスの良い縦のポジションチェンジも鮮やかな4-2-2-2もみてみたい。
実際は底にカズ、やや前にベット、左に浩司、右に高萩の、ダイアモンドとフラットの中間になりそう。更には試合中、監督の意図を超えて左底にカズ、右底に高萩、左OMFに浩司、右OMFにベットの、ボックスとフラットの中間になるかも。お互いが意図をよく感じて選手間距離/チェンジオブペースなどがバランス良く出来れば何でも良い。右の高萩から浩司へロングフィードが通り、2トップをオトリにして飛び込んだベットにクロスを合わせてファインゴールとかだったら、尿漏れするかも。
日頃の茂木は守備をサボってオフサイドライン上をウロウロしながら、味方ボールになった瞬間ウラのスペースに抜けるプレーをイメージしているのだと思う。しかし現実はFWも前からプレッシャーをかけなければならないので、いざという時にウラに飛び出せる場所にいないため足元で貰うしかない。むしろ前線からプレスをかける今の戦術ならば、奪って味方ボールになってもパス出し側も縦へ急がず、茂木がボールを受けに左サイドへ一旦引き、ボールを足元に収めつつクルッと反転して相手ディフェンダーと対峙し、仕上げは駆け引きとスピードでディフェンスを置き去るシェフチェンコみたいプレーを目指して欲しい。茂木がほぼ止った状態から速いのかどうかは正直知らないのだが。
苔口と高柳は系統の似た顔同士。U19で同時にプレーすれば相手を混乱させられるか(背丈が違うから無理っぽい)。
セレッソのヤナピーは何気にヘディング強いのに、ここ何年もの間、CKの際はハーフライン付近で相手のカウンター対策要員だった(足速いのである意味仕方がない)が、どうやら小林監督は前線へ上がらせてくれるのが嬉しい。公式戦でゴールを決めたのって、94年か95年が最後のような気がする。
「○○2世」と呼んだり、テレビゲームのコマのように仮想システムに当てはめるのは選手に失礼な事だと思いつつも、イングランド風中盤フラットと聞いてマンウーを妄想する事を許して欲しい。両サイドとセンターハーフを器用にこなす高柳=フィル・ネビル、右サイドは10年安泰な駒野=ギャリー・ネビル、左サイドならSHでもSBでもいける服部=リー・シャープ、線は細いが右足クロスは絶品な高萩=ベカーム、全てに自在なトップ下・浩司=スコールズ、カズはインスかキーンかと尋ねられると微妙にバット、苔口に加速負けしていたリカルドとその相棒小村=ブルース/パリスター、風格も出てきた守護神下田はもちろんシュマイケル