パロップのブログ

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つばきファクトリー CONCERT TOUR 2026 AUTUMN 〜Bloomy Groovy Story〜(大阪)

2026/9/23、ゴリラホール大阪

13:45開演、770番(一般発売)17:00開演、473番(FC先行)

 

 昼公演は一般発売チケット。土曜10時の先着競争に慣れてきた。もはや手動でコツを掴んだまである。劇団四季で鍛えられた八木ちゃんのよう。ライブ当日、入場列に並んだ感触だと、FCチケットが767番までかな。自分の前の若い女性2人組が一般発売の先頭。彼女達も他分野で鍛えられたチケット争いの猛者なのかもしれない。最終的には昼夜とも800番まで出した感じ。

 住之江競艇場へ行く人とゴリラホールへ行くつばきヲタの客層が一緒という小粋なアメリカンジョークを見たが、ちょっとガラの悪い労働者の街を行政が再開発してオサレな街にするぞっていうことでは、八木ちゃんのバーイベで行った船堀と似た感じ?

 ゴリラホールのキャパは約1000と公表されているけど、実際は1階約880、2階約250。それでチケットを800まで出したのはアプフロにしては珍しい。2階席を開放しないのは関係者が観るからだろうけど、ハロヲタは近くにいる関係者を見つけても遠巻きにするだけで何もしないのはよく知られているので、普通に2階席も開放してほしいよね。周南でよく使うライブハウスとかも同様。別にファミリー指定席にしなくてもいいから、立ってノンビリ観たい層もいるだろう。夜公演は赤のペンライトを持った関係者さんがけっこう来られていた。

 昼公演で入った時はほぼほぼ最後列だったが、ステージが高いので「けっこう観やすいじゃん」と思ったけど、400番台と比べると当然全然違った。それはそう。昼と夜が逆だとまあまあしょんぼりして帰ることになる。昼公演はどうしても実質公開ゲネプロみたいなところあるしね。

………

事前に定めたチェックポイント:

01『ハナモヨウ』

1B「片想いなの?」(八木→河西)

08『低温火傷』

1B「純粋(福田)友人(小野)白い(八木→西村)吐息(河西)」

1サビ「君に」(八木→?)も西村かなと予想してずっとキングを見ていたけど違ったので、結局誰か分からない。とてとて『低温火傷』はキング休養中のキャメリアクリスマス(25/12)でも行くつば公開収録(26/2)にも歌っているので、八木後のパートを知っているファンは多いはず。

12『イマナンジ?』

落ちサビ「男の子(土居)たちがほら(小野田)よく言う決まり文句(秋山)女って(谷本)なぜ急に(福田)不機嫌になるの?(河西)違うのよ(村田)一つずつ(?)ちゃんと理由があって(秋山)言葉より(豫風)態度よりねぇ…(小野)私を見て(河西)」

25年秋ツアーに続いてのチャレンジ。昼公演で最後列から土居・村田は確認出来て、他パートも譲渡は無さそう。なので夜公演では「一つずつ」で石井に決め打ちしてロックオンしていたのだけど、みはは座りっぱなしでスポットライトも当たらず、どうやら違ったぽい。みはロックオンしていたので結局誰か分からず。12のソロパートをヒロイン河西以外の11人で1つずつ割り当てで良さそうに思うが、秋山さん後の10人体制も気になる。ハロステで流すか、武道館中継でしっかり一人ずつカメラで抜いてほしい。余談だが、バラードのバンドアレンジとしては出色の出来だったと思う。フルコーラスで素晴らしかった。

13『意識高い乙女のジレンマ』

2B「恋を知らなきゃ愛はできない最近の世の中の冷たさもそのせいかも…」(岸本→豫風)

以前にこのパートを瑠乃の声で聴いた記憶があるし、25年秋ツアーでもフルコーラスでやっている気もするのだけれど、確証が得られてなかったので念のためチェック。『イマナンジ』からの流れが良かったよね。11~13が今回の個人的MVP。

………

おまいつのための回替わりを割と憎んでいる方なので、全6公演同じセトリで練度を高めた今回ツアーの方針を高く評価したい。ユニット別みたいなのも無い方が好き。

03『今夜だけ』の「口を滑らすはずだった」で、昼も回った、夜も回った。狭いライブハウスで回るのは珍しい印象だが、やはりこの日は気合が入っていたかな。東京愛知公演は観ていないので、本当のところは分かりません。

08『低温火傷』のラテンアレンジ、荒幡氏はIGNITIONでもバンドネオン風にアコーディオンを弾いてた記憶があるけど、どの曲だったか思い出せない。ユニット曲の『抱きしめられてみたい』か『七分咲きのつづき』だったかな。荒幡氏はアコーディオンが弾きたくてラテンアレンジをやっているまである(違います)。ベースの人も今回のツアーに合わせて骨格だけのウッドベースを新たに習得したみたいだし、バックバンドのメンバーは多才でないと務まらない。

アコースティックコーナーのなかに混ざってたから分かりづらかったけど、IGNITION『月夜のパ・ド・ドゥ』の続編的試みが今回の09『雪のプラネタリウム』よね。元アレンジのピコピコした感じが苦手勢としては、ちょっとダークなハードロックバージョンに仕上がってて、個人的には好きだった。

実はきそ卒コンでリトキャメが披露した頃からずっと思っているけど、個人的には10『ふわり、恋時計』の良さがあんまり分からない。恐らく歌詞を気にしないで聴いているからもあるし、ミックスボイス/ファルセット気味の女声が続くのがあまり得意ではないからもある。もっと言えば、パンデミック以前のハロDDだった頃のつばきのイメージは、ふわりも意識高いも抱きしめられても三回目も二度シャワーも全部同じような印象で、グループの輪郭を形作る上で必要な過程かもしれないけどあまりにも同じ路線過ぎやしないか?という感じだった。こう書くとまさにこいつは悪しきリトキャメ新規という感じだがそんなことないよ。ツイッターのプロフィールに載せている好きなつばき曲ベスト5のうち3曲はBeforeリトキャメだよ。

14『アタシリズム』はつばき×荒幡アレンジの始まりという記念碑的意味でもフルコーラスで聴きたいよね。毎度1曲目でもよい。まずは全員にソロパートの見せ場があるアタシリズムやパドドゥ的な曲で場を温めたい。

16『マサユメ』の間奏ダンスパートで、ゆってぃとキングが並んで歩いてきてロングヘアをふぁさーとなびかせる振りをしてからターンして戻るシーン、2人とも髪を結んでいるので偽ふぁさーになっているのを見て昔の八木ちゃんを思い出して少しダメージを負ってしまった。ラーメンを食べる時に邪魔なので前髪を作らないしショートカットにしない我が推しは、ステージにも長い髪を結んで上がるのが常だった。鼓動ツアーの新宿ReNY回で何故か髪をまとめていなかったが、あの日は髪ふぁさーでほんとに髪ふぁさーしたのだろうか。自分は行ってないので分かりません。最初の武道館のラスト曲がマサユメだったのは当時はアタオカな印象だったけど、山尾D的には「第2期つばきは第1期とは違うことをやりまっせ!」という宣言だったのだろうと、今にして思う。好アルバムの中の佳曲がこんなに定着するとは思わなかった。

つい最近ツイッターで「明るいのに泣ける曲」を上げるのが流行っていたけど、その最たる19『笑って』が話題になってなかったのが悲しい。『帰ろうレッツゴー』は少し上がっていたのかな。まあ夜公演はみんな明るく泣くよね。楓奏ちゃんはべそをかきながら自分のパートはしっかり歌って慰められると笑顔になって忙しそうだった。表情には出るけど声には影響の出ない泣き方。

夜公演のトリのトリ、20『ハッピークラッカー』で、下手の小野田福田が顔を見合わせて「やるぞ!やるぞ!」というノリだったので、何を始めるのかと思ったら田田ポーズだった。この空気でそれ!?と思ったが、それでこそ田田。

………

 全体的におみずさんが大エースだった。低音で縁の下の力持ちという感じではなくフロントマンだった。背がでかくて声もでかいというのはやはりステージ上ではアドバンテージというのもあるし、困ったことがあればとりあえず小野にやらせとけ感もあった。ジョーダン引退後のスコッティ・ピッペン並みのワンマンレスキュー隊だった。吹っ切れているというか、どういうスタンスで音楽と関わろうか、つばきファクトリーと関わろうかという本人なりの悩みに一定の結論が出たのかなという印象。本来はもっと舵を取るべき人よ。段原Juiceのようにグループを音楽的に一段階上げられるリーダーになれるんじゃないかという期待をしているが、まあ未来は分からない。

 みはは全部丁寧に正確に踊るのではなくメリハリを付けて躍動するようになったし、楓奏ちゃんは元々の大きなダンスに表情が付いて躍動するようになったし、2人ともステージ上で目を引くようになったなあと思ったけれども、キングは立ち姿だけで銭を取れる感じで脅威である。ヲタTシャツやペンライトを眺めていると、豫風の女や石井の女が増えたなあと思ったけど、下手女限の前でスッと立つキングを見ていると、これで表情にバリエーションが出てきたら西村の女が爆誕しそうな気がする。元鞘師ヲタこと松岡さんの動向を要チェックや!(※りほりほとキング、さとちゃんとよっふーがそれぞれ親和性高いと思うけど、松岡さんがそれぞれのどの面に魅かれているのか分からないので、未来も分からない)

 余談だが、ライブ前にビヨのJR東海キーホルダーを交換するためにハロショに寄ったついでに、2階でパネル一面に貼ってある売り物のフォト一覧を見た。沢山のフォトを一覧することで分かることもあるが、真琳ちゃんは利き顔がないよね。アイドルには「絶対右(左)から撮って」という人も多そうだが、真琳ちゃんのズボラというか無頓着な性格を感じた。自己評価の高い低いの基準が他人に左右されないというか。

………

 「演者にとって長いツアーを完走してのツアーファイナルというのは、その後の大箱のファイナルとは違う感慨がある」と言ったのが誰だったか、過去のブログを検索しないと思い出せないけど(きしもんだっけ?)、そういうわけでつばきにとってツアーファイナルのダブルアンコールは恒例行事というか予見されるハプニングとなり、特に谷本リーダーになってからは「夜公演の後はダブルアンコールがありますから」と照明さんに伝えている感じではあるけれど、今回のダブアンは山岸本ツアーファイナルよりもきそツアーファイナルよりもエモかった。

 理想をいえば、10月は普通のホールツアーをやって、まおぴんに目一杯踊ってもらってそのまま武道館卒コン。11月は10人でライブハウスでバンドライブからの、卓偉2マンで締め。だったら良かったけどね。個人的な見立てでは、まおぴんはバンドライブにそれほど固執してなくて「瑞歩や瑠乃がやりたいと言ってることを叶えてあげたいな」という優しさかなと思っている。

 01~03で客席をぶち上げて、04~06でつばきの今っぽさを見せて、11~18はしっかり歌を聴かせてエモくて大盛り上がり。で、07~10の音楽的にはチャレンジで、バンド編成にした意味が一番問われる箇所の評価がなかなか難しい。昼公演で最後方から観ていると、オイオイ言うためにつばきのコンサートに通っているおぢ達が、ほのぴのバーイベでショパンを聴いているおぢ達みたいに手持ち無沙汰で、なかなか難しい。武道館はどんな感じにするのか。思い切って07~10パートを失くすのもありかな。バンドセットの腕の見せ所なんだろうけどね。ここにIGNITIONから『初恋サンライズ』『抱きしめられてみたい』『七分咲きのつづき』『月夜のパ・ド・ドゥ』『鼓動OK?』『表面張力』『妄フリ』を足せば、16+7曲で約2時間半のセトリになるはず。

 ツイッターでもちょっと話題になったアイドルのバンドセットについて言いにくいことをいえば、ダンスミュージックは元の音源を流して元のダンスを目一杯踊ってクリック音に合わせて歌い、バラードこそバンドサウンドで多少リズムがよれても気持ちよく歌って豪華なカラオケ大会にする方がいいんじゃないかと個人的には思っている。これに『パドドゥ』や『雪のプラネタリウム』のようにハードロックアレンジでアクセントを付ける。難しいのは『鼓動OK?』や『愛=運+縁+恩』のように基本的にはダンスミュージックなんだろうけどファンキーな生バンドでグルーヴを作るとすごくかっこいいよ…でも歌メインにするかダンスメインにするか迷うよね系の曲かな。

………

Bloomy Groovy Storyセトリ

01.ハナモヨウ

02.アドレナリン・ダメ

03.今夜だけ浮かれたかった(ワンハーフ)

MC

04.愛=運+縁+恩

05.三回目のデート神話(ワンハーフ)

06.まっぴらだってば!

MC

07.純愛クラッシャー

08.低温火傷(ワンハーフ)

09.雪のプラネタリウム

10.ふわり、恋時計

MC

11.ベイビースパイダー(フルコーラス)

12.イマナンジ?(フルコーラス)

13.意識高い乙女のジレンマ(フルコーラス)

14.アタシリズム(ワンハーフ)

15.断捨ISM(フルコーラス)

16.マサユメ(ワンハーフ)

17.大好きなのに、大好きだから(フルコーラス)

18.My Darling ~Do you love me?~(フルコーラス)

ENCORE

19.笑って

MC

20.ハッピークラッカー

荒幡バンドで演奏したことがあるつばきファクトリー楽曲まとめ

221128SPOOXX(新6)

・低温火傷①(フルコーラス)

・弱さじゃないよ、恋は①(フルコーラス)

・最上級Story①(フルコーラス)

・雪のプラネタリウム①(フルコーラス)

・I Need You ~夜空の観覧車~①(フルコーラス)

・My Darling ~Do you love me?~①(フルコーラス)

 

230223Moment(新10・再1)

・マサユメ①(フルコーラス)

・可能性のコンチェルト①(フルコーラス)

・アドレナリン・ダメ①(フルコーラス)

・ふわり、恋時計①(フルコーラス)

・光のカーテン①(フルコーラス)

・表面張力 ~Surface Tension~①(フルコーラス)

・My Darling ~Do you love me?~②(フルコーラス)

・三回目のデート神話①(フルコーラス)

・今夜だけ浮かれたかった①(フルコーラス)

・笑って①(フルコーラス)

・帰ろう レッツゴー!①(フルコーラス)

 

240310ReALIZE(新9・再9)

・アタシリズム①(フルコーラス)

・三回目のデート神話②(ワンハーフ)

・妄想だけならフリーダム①(フルコーラス)

・スキップ・スキップ・スキップ①(フルコーラス)

・弱さじゃないよ、恋は②(ワンハーフ)

・でも…いいよ①(ワンハーフ)

・間違いじゃない 泣いたりしない①(ワンハーフ)

・雪のプラネタリウム②(ワンハーフ)

・光のカーテン②(フルコーラス)

・涙のヒロイン降板劇①(フルコーラス)

・七分咲きのつづき①(フルコーラス)

・断捨ISM①(フルコーラス)

・可能性のコンチェルト②(フルコーラス)

・マサユメ②(フルコーラス)

・アドレナリン・ダメ②(フルコーラス)

・今夜だけ浮かれたかった②(フルコーラス)

・Stay free & Stay tuned①(フルコーラス)

・最上級Story②(フルコーラス)

 

250310Bloomin’(新8・再9)

・妄想だけならフリーダム②(フルコーラス)

・アタシリズム②(ワンハーフ)

・雨宿りのエピローグ①(フルコーラス)

・純情cm①(ワンハーフ)

・鼓動OK?①(フルコーラス)

・弱さじゃないよ、恋は③(ワンハーフ)

・青春エクサバイト①(ワンハーフ)

・春恋歌①(ワンハーフ)

・光のカーテン③(フルコーラス)

・I Need You 〜夜空の観覧車〜②(ワンハーフ)

・マサユメ③(ワンハーフ)

・大好きなのに 大好きだから①(フルコーラス)

・今夜だけ浮かれたかった③(フルコーラス)

・アドレナリン・ダメ③(フルコーラス)

・Stay free & Stay tuned②(ワンハーフ)

・足りないもの埋めてゆく旅①(フルコーラス)

・ハッピークラッカー①(フルコーラス)

 

260304IGNITION(新5・再15)

・初恋サンライズ①

・マサユメ④

・春恋歌②

・純愛クラッシャー①

・雪のプラネタリウム③

・笑って②

・抱きしめられてみたい①

・七分咲きのつづき②

・シークレットサマー①

・月夜のパ・ド・ドゥ①

・光のカーテン④

・鼓動OK?②

・表面張力 ~Surface Tension~②

・アタシリズム③

・妄想だけならフリーダム③

・今夜だけ浮かれたかった④

・三回目のデート神話③

・アドレナリン・ダメ④

・大好きなのに、大好きだから②

・My Darling ~Do you love me?~③

 

 バンドアレンジで過去にやった曲を使い回せるところは使い回すだろうという推測のもとに調べてみた。これで、どの曲がくるか大体予想できるはず。確か2026年IGNITIONで初めて全曲バンド演奏になった記憶だが、その時でも新しいレパートリーは5曲。レパートリーを増やすのって大変よね。今春から増えるなら「FireWorks」「まっぴら」「愛=運+縁+恩」でもう3曲追加。

 やったことある曲が計38曲。意外とまだやってない有名曲とかあるかな?「サマチャレ」は10月だからないか。「ナインティーンの蜃気楼」のバンドアレンジは聴いてみたいけど多分ないよね。季節感を考えて「春恋歌」とかは無理となるのか、卒コンだし武道館だしそこは気にしないのか。武道館ライブとは関係ないけど、もっと季節外れだけど、11月下旬の卓偉×つばきの2マンライブで「ナインティーンの蜃気楼」あるかな。

 ところで、フルコーラスだったかワンハーフだったかも一応確認するために、2022~2025年分のバンドライブを久しぶりに見返してみたわけだが。

 ハロプロのレーゾンデートルは、まずクリック音に合わせて踊り、同時に生で歌う。その結果、生まれたのが音ハメというダンスと連動して歌を視覚化する文化。というのが自分の見立てだが、つばきファクトリーのバンドライブというのは、生バンドの演奏に合わせて大して踊らずに歌を聴かせるという、ハロプロ文化に真っ向から反しながらどう魅せるかという苦難と格闘した歴史でもある。スタンドマイク使用は2024年から。ユニット曲は2025年から。2026年はその場で個人ダンスはしないけれどフォーメーション移動はして視覚的に飽きさせない工夫はしていた記憶。

 「ハロプロなんだから別にバンドライブでも踊ればいいじゃん」と言われそうだが、普段の工程が「メトロノームに合わせて踊るのが先、その上に歌を後から乗せます」というのに、急に「バンド演奏に合わせて歌います。その上にダンスを乗っけます」といわれても脳の使い方からリズムの取り方までいろいろ難しいのではないかというのが自分の見立て。

 東名阪ライブハウス6公演は、ガンギマった濃いつばきヲタが集結するから何があろうと盛り上がるだろうけど、武道館×バンドライブはハロプロDDから「ハロプロ大箱史上もっとも視覚的に退屈だった」と言われる危険は充分にあると思う。どう盛り上げるのか、どういう工夫をするのか。けっこう難しい創造を求められそうだが。武道館で生演奏に合わせて女性ボーカルが横一線に並んで歌うだけで銭が取れるのなんて、リトルグリーモンスターくらいではないか。秋山さんのファンは秋山さんがバキバキに踊るのを見たいだろうに、色々飲み込んで武道館でのバンドライブ卒コンへ臨むだろうに、これで「なんか動きが少なくて途中で飽きちゃったね」みたいな感想になったらメンバーが気の毒過ぎる。

 現実的な解としては、前半はバキバキのダンス!ダンス!ダンス!曲で盛り上げて、思い出VTRを5分ほど流している間にメンバーは衣装替えして、ステージにはドラムセットが用意され、後半戦はマサユメ、アドダメ、妄フリ、三回目の、今夜だけ…辺りのバンドライブ定番曲で音圧でぶち上げる、って感じになるのかな。荒幡アレンジのアタシリズムと愛=運+縁+恩はバンドスタイルで聴きたいよね。しかし、妄フリや愛=運+縁+恩のようなダンスのフォーメーションで魅せるタイプの曲をバンドスタイルでやるのは意味があるのかどうか難しいところよね。これまでの実績からハロプロの舞台演出にはあまり期待できないだけにとても心配。

 ツアー初日の愛=運+縁+恩が試金石。行ったヲタの感想を楽しみにしよう。

つばきファクトリーの夏祭り2026~灼熱~

2026/8/27、河口湖ステラシアター

13:00開演:2Bブロック5列20番(ファミ席)

16:45開演:2Bブロック13列28番(一般席)

 

 8月下旬に自分が行けるかどうか読めなかったのと、FC先行で単番で取ってもどうせ後ろの方だろうしなあという2024年の連番優遇の記憶が残り過ぎているのと、灼熱というイベントは後ろの方でお祭り気分でワーワー騒いでいるだけで楽しめるというので、チケットを急いで取らず、プレイガイド(ぴあ)の一般発売でチケット購入。

 ベリキュー時代からの現場ハロヲタというわけではないし、コールに命懸けているタイプのヲタでもないし、灼熱の演目自体が好みというわけではないけれど、毎年8月第4週木曜日の「約束の日」に全国からノコノコと集まってくるおかしな人達(誉め言葉)によるピースフルな雰囲気が好きで、できればこれからもずっとノコノコとやって来たいなあとは思っている。客入りなんて常にふらっと当日券が買えるくらいでいいんだよ。

 今年は初めて三島駅→河口湖駅のバスルートを使ってみたが、曲がりくねった峠を攻めるわけでもなく快適なルートだった。というか以前利用した京都駅→河口湖駅とラストのルートは一緒よね。その前日は浜松で遊んで泊まった。新幹線のなかではJR東海キャンペーンで平井小林コンビが浜松の楽器博物館と餃子をお勧めする動画を見た。

 幟も提灯も風鈴も他の人が写した画像がSNSにいっぱい上がるんだから、自分が写さなくてもいいよね、どうせ撮るなら独自性のある構図がいいよね、ということでアップで撮ってみた。まあアプリで後から切り抜くのとなんら変わりはないのだけれど、マイ格安スマホのショボいカメラなら近づくにこしたことはない。

 

【昼公演】

 ファミ席5列は最後方。6列が空白で、7列目から一般席。ということで背中側に荷物が置けて広々と良かった。キンブレの電池を新しくするのを忘れていた。消えかかっている。とはいえ、昼間の野外で綺麗に光らなくてもまあよかろう。

 個人的には、オープニング衣装からあまり「和」テイストは感じられなかった。無国籍というか折衷というか。今回の『ふわり、恋時計』のアレンジは、去年の10周年武道館のVTRコーナーのBGMで流れて、その後瑠乃ちゃんのバーイベで披露した和テイストバージョンとはまた違うのかな、恐らく。自分の耳では、そういうのは聴いても全然分からないし、仮に聴いて分かっても全然覚えていられない。

 『夏将軍』の降臨で、ゆってぃがファミ席の自分に水鉄砲をかけてくれた。去年もファミ席の自分にかけてくれたのはゆってぃだった記憶。何か律儀よね。ちゃんとまんべんなくみんなにかけてあげなきゃという使命感を感じる。

 『ネバサレ』の前半聴きながら、最後のフェイクは瑠乃ちゃんが楓奏ちゃんに魅せ場を譲って花を持たせるかな?と予想していたが、順当に瑠乃ちゃんだった。よふうさんによるどいご強化計画は夜公演までお預けだった。楓奏ちゃんの「お気に召すまま♪」で、うえむーアレンジ来るかなと思ったが純正バージョンだった。それはそう。

 『純情cm』の「染まる歩道で♪」をいつキングが歌っていたのは分かったが、公演後に回転寿司を食べながら「そういえば、なんでみんなあそこでイツキングコールしなかったんだろう?」と夜公演までずっと不思議に思っていたが、夜公演で意識して耳を澄ませていたらヲタが「フワフワ」言う箇所だった。なるほど、意識してないと案外覚えていないものである。「アーアー♪」が八木→西村へ継承されてた。

 マイフェイバリットな『ナインティーンの蜃気楼』のフルコーラスが聴けただけで来年まで幸せに暮らせる。間奏の横一列は復活しなかったけど、それぞれの場位置でのサイドスローは復活したので良かった。

 『愛=運+縁+恩』の谷本セリフ「…だよね♪」のすぐ後に河西の「偶然は~♪」パートがくるので、ヲタは「フ~」って言わない方がいいような。個人的には『純情cm』の「告白してもいいですか?♪」のすぐ後にヲタの「フ~」と小野田さんの「純情センチメートル♪」が被るのもどうかと思っている。

 『FireWorks』の真琳ちゃんが下手こいたのは分かったけど、どう下手こいたのは分からんかった。「誰かの心に咲き続けられる/ように♪」の「る/よ」の間で息を吸うのに失敗して「ように」が出てこなかった感じだったかな。目撃証言によるとおみずさんが真琳ちゃんと目を合わせて慰めていたみたいだけど、自分のところからは後ろをすれ違う豫風にいじられて苦笑いする余裕がある感じに見えちゃった。

 

【夜公演】

 よふうかの『愛されルート A or B?』は衣装も対照的ですごく良かったが、白黒の衣装とデュオの曲目とどっちが先だったのだろうか。

 いつキングが卓偉曲が歌いたいと確かインスタライブで言ってたので、小野田西村にはユーチューブのコメント欄で『レディマーメイド』をリクエストしたが、もちろん『人生はSTEP!』も良かった。

 『黙ってついてこい!』のロングトーンとか『ソラシド~ねえねえ~』のラストとか、ある程度歌えるメンバーなら実はそんなに難しくないんだろう。音楽素人のヲタは沸くけど実はそう難しくないとか、音楽素人のヲタは気づかないけどめっちゃテクニカルでハロメン同士では評価が高いとか、そういう話題をハロメンラジオでもっとしてくれたらいいのになあと思っている。自分の印象だと具体的なtipsの話をするのは佳林ちゃんと小田さんだが、テクニカルな企業秘密をバラしちゃう系の若いハロメンがもっと出てきてほしい。

 

【その他】

 このところのおみずさんは厚底のポックリみたいな靴をずっと履いていた記憶だが、今回は久しぶりに高いヒールを履いていた。「10年のアイドル生活で膝がもうボロボロで…」みたいなことかと勝手に心配してたので良かった。おみずさんの今回のソロ曲にしろ、以前のユニット曲にしろ、今年のソロフェスにしろ、「みんなが期待している正解の物語は知ってます、でも私の中でどうしてもやりたい曲があるんです」で迷って後者を選ぶ感じが「おみずさんらしいな」ってなる。以前も書いたように、いつか正面切ってのおみずさん論を書きたい。

 『ナインティーンの蜃気楼』のオチサビ、小野田さんの「こんなのは真夏じゃない~♪」は去年より良かった気がする。迫力を出すよりも滑舌良くを優先した感じ。個人的には歌舞伎のように過剰に演劇的な小野田さんの歌い方よりも『One Summer Night』や『人生はSTEP!』で魅せたような、自然な中低音の地声が一番好きな声質なんだが、小野田さんにとってアイドルは作り上げて演じるものだろうから、そこはまあ見解の相違。

 音源は既に出回っている『愛=運+縁+恩』のライブ初演で、みはの「いまわたしが動くことで誰かの人生が変わる♪」がちゃんとマイクに乗るのか、れっささん達もそれ以外の人達も手に汗を握って見守ったことだろう。3人で歌ったユニット曲『ネバサレ』も『Goal』もこの曲もちゃんとマイクに乗ってた。馴染みのPAさんとリハーサルからしっかり詰めて、他のマイクとハウリングしないギリギリの音量まで上げることが可能であればちゃんと乗るけれど、配信で見た限り、ぶっつけ本番の夏フェスなんかだとまだちょっと厳しいかな。

 みはの踊り方が変わったかな? 最初2年くらいのオーソドックスで丁寧なダンスも個人的には好きだったけどステージでの存在感が希薄だったのも確かで、そこから春ツアーの真琳ちゃん不在公演ではダイナミックに踊ろうという気迫が感じられて「おっ」と思った。配信映像で見た限りの夏フェスでは「目立ってやろう」「自分を見て欲しい」という意識が強くなったのかなという感じだったが、今回はまた少し意識が変わってアイドルとして魅せるパートとしっかりダンスを踊るパートのメリハリをつけるようになった感じがする。まずは万難を排してソロパートをしっかり歌って、その分ダンスを抑えることにしたのかもしれない。要経過観察。

 ドルヲタPもツイートしていたが、むらたゆがすごく良かった。今回のMVPでは。たゆには熱量がある。部活エンジョイ勢の先輩に1年生が真顔で「みなさん、一緒に甲子園を目指しましょう!」って言って、白けていた周りの意識も変えていくような熱量がある。たゆにハロプロを勧めたダンススクールの先生はたゆの歌を聞いたことがなさそうな気がするけど、今のたゆを見てびっくりするのでは。

 瑠乃ちゃんは溢れるアイデアを試してみたくて仕方ないチャレンジャーだけど、楓奏ちゃんは重い課題を与えられて追い込まれて食いついていく方が向いているのだろう。基本的にはまだ受け身よね。次に先輩とデュオを組むことがあったら、先輩から「何をするかどいごが全部考えて決めていいよ。どいごの指示に全部従うから」みたいなことをやってほしいね。個性とアイデアを出していこー。

 いつキングが歌上手いのは分かっていたことで、ソロでしっかり歌えるのも分かっている。去年の秋ツアー&今年の春ツアーを聴く限り、ソロパートリレーを浮かないように繋ぐのが目下の課題かな。いつキングには「つばきでは16ビートとかそんな気にしなくていいよ」「山尾Dもそんなうるさく言わないよ」と伝えたいところだが。いつキングの今回の前髪は西田先輩の真似らしいので、また変化して自分に似合った前髪の最適解を見つけるだろう。今回は前髪を作った以上でも以下でもない感じ。ちなみに八木ヲタとしていうと、いつキングと八木ちゃんが似ていると思ったことは今のところないかな。

 

【おまけ】

 夜公演前に上手で雨漏りがあったのはよく知られているが、開演直前に下手の最後列でも6人ほど移動させられたのに気づいた人はいなさそう。何故って最後列だから振り返らないと気づかない。開閉式屋根の上手のレールに水が溜まっているのなら、下手のレールもそうだろうというのは容易に想像がつく。開演5分ほど前に「屋根の開閉部分に溜まっている水を抜くためにもう1回屋根動かすので、その時にもしかしたら皆さんが今座っている辺りに水が落ちてくるかもしれないので少しの時間だけ避けてください」と言われて、「ああ、それじゃこれが終わるまで開演が遅れるのかな?」と思って避けている間にオープニングの音楽が流れてきて、伝令のおばちゃんを見たら「ごめんなさいね」と目で訴えてて、移動した6人の半分は「まあ濡れてもいいや」と勝手に元の席に戻り、残り3人は最後列の手すりにもたれ掛かって待ち、結局『今夜だけ浮かれたかった』後のMCまで移動しっぱなしだった。第二の乃木坂神宮公演になってもおかしくなかったが、まあハロヲタは従順である。

 

【セットリスト(拾い物)】

昼公演 

01.ふわり、恋時計

02.今夜だけ浮かれたかった

03.シャニムニ パラダイス/小野瑞歩

04.SONGS/秋山・村田

05.Everyday Everywhere/福田・西村

06.夏将軍

07.Never Never Surrender/豫風・石井・土居

08.One Summer Night~真夏の決心~/谷本・小野田・河西

09.シークレットサマー

10.純情cm(センチメートル)

11.ナインティーンの蜃気楼

12.愛=運+縁+恩

13.まっぴらだってば!

14.アドレナリン・ダメ

15.FireWorks

ENCORE

16.妄想だけならフリーダム

17.Stay free & Stay tuned

18.サマー・チャレンジャー

 

夜公演

01.ふわり、恋時計

02.今夜だけ浮かれたかった

03.赤いイヤホン/村田結生

04.愛されルート A or B?/豫風・土居

05.人生はSTEP!/小野田・西村

06.夏将軍

07.Goal~明日はあっちだよ~/谷本・秋山・石井

08.黙ってついてこい!/小野・河西・福田

09.シークレットサマー

10.純情cm(センチメートル)

11.ナインティーンの蜃気楼

12.愛=運+縁+恩

13.まっぴらだってば!

14.アドレナリン・ダメ

15.FireWorks

ENCORE

16.妄想だけならフリーダム

17.Stay free & Stay tuned

18.サマー・チャレンジャー