パロップのブログ

TVドキュメンタリーの記録は終了しました

CS「第16節・ザスパ草津戦」

2008/5/25放送、実況:高野勝正、解説:前川和也
今週発売のサカダイに青山の特集ページ有。彼のアンティシペーションいわゆる予測力とテニス経験者という情報が結び付き、ヒンギスが好きだった自分の中では合点がいった。テニスをやっていたから予測力がついたのか、予測力を持っていたからテニスで全国大会へ出場出来たのかは、鶏と卵なので分からないが。

とりあえず前半45分間とばしまくって走りまくって後半勝負に持ち込めば何か事故が起こるかもしれないというプランで来るチーム相手に、うまく展開出来なかったからといって腹を立てることもなかろう。むしろ、相手の動きが落ちてセカンドボールを全部拾ってサンドバック状態に持ち込んだ後半10分辺りから、平繁を投入し、森脇がサイド深くからクロスを上げた約10分間のところで追加点が欲しかった。あそこでみんながゲームの流れを読んで攻勢をかけて点をとらないと、神様に復讐されることになる。
レフェリーが正当なチャージ/不当なチャージの見極めがうまくない感じだった。草津から退場者が出るかと思ってみていたが、そこは(レフェリーと草津選手の両方に)意外と自制心が働いたのか、無事11人同士で試合終了。こういう試合は怪我や警告を溜め込まないことが肝心。
11分の、ハンジェのスローインから、森脇〜カズ〜高萩〜浩司〜一誠〜寿人が裏に走ったハンジェに出したけど通らなかったシーンは好み。高萩がゴール前までフリーランしているところが素晴らしい。でも、あれはシャドーの位置にいるから思い切っていけるわけで、守備的MFで使ったら走らないと思う。
14分の、服部〜高萩〜森脇〜浩司〜高萩〜ハンジェ〜浩司〜一誠と、見事に繋げてゴール前まできたのに、360度フリーの一誠がワンタッチでミスパス。ミスする理由が想像出来ないから、一層もったいなく感じる。
37分の、ストがインターセプト〜浩司〜一誠がフリーで前を走る高萩へ出したパスがずれたのももったいなかった。ずれる要素が見つからないだけに、「眼鏡かけろや!」くらいしか思い付かない。そういえばベットにも同じ文句を書いたような記憶がある。
とはいえ、前節の一誠よりは前目でプレー、要するに青山的にプレーしていたようにみえた。割と高萩や浩司の近いにいた。あのポジションはカズより後ろにいても意味がない。
46分の、高萩から服部へのスルーパスは古典的な感じで見事だった。その後、高萩がCKを蹴るし、ゴールに繋がるし、言う事無し!
54分に、ストが木寺へバックパスをするというショッキングなシーンを目撃。以前ならタッチに逃げるか、無理矢理反転前線へフィードしていた距離だったのに、彼の中で少しは木寺への信頼度が上がっているのだろうか。