パロップのブログ

TVドキュメンタリーの記録は終了しました

CS「第8節・セレッソ大阪戦」

2004/5/5、5/9放送、実況:寺西裕一、解説:野々村芳和、主審:家本政明
いつまで経っても、はてなの広島サポが自分ひとりなので、選手の名前も(内輪用ではなく)ちゃんと書いて資料性のある方向へ。

9分頃、14分頃にあった志の高そうな早いパス回しが良かった。
駒野と服部が上がってきてミドルを放つところが、この間観たユースのようだった。最終理想形はCBを1枚減らした4バックなのに、駒野と服部が同時に上がりまくりとか。というか、それは去年の前半、J2で見た風景かも。
28分頃の(恐らく)カズ。相手最終ラインと味方FWの抗争から後ろ10mくらいか、以前ならば、相手のプレッシャーもないのに、ボールを受けたらすぐ縦に入れて跳ね返されていた気がする。しかしこの時は、自分でドリブルして最終ラインから何人か詰めに来たところで、やや自由になった味方FWにパス。こういう気の利いたプレーが恒常的に出てくれば、外部から変化系の選手を獲得する必要なし。
駒野は病み上がりどころか、以前よりパワフルになった印象。リハビリ期間中、上半身を鍛えまくりとかそんな感じ。ただ技術的にも体力的にも最高水準なのに、視野・判断力の部分に疑問符が出る「ダルマ(例のフランス人)疑惑」を感じる。中央の選手と違い、サイドの選手は選択ミスをしても「ナイスチャレンジ!」で済む事も多いので、ばれにくい。
以下、公式サイトではカットされた小野剛監督のコメント

数的優位になってから、本当はもっとこちらが優位に立って、ウチの持ち味を出して、パスして動いてスペースを作って、で、飛び出ていくと、という攻めにもっていかなければならなかったと思います。何回か単発では出たんですけども、それをもう少し連続してやっていかなければいけない。
それプラス、ウチは2ライン的なサッカーになってしまうと、ストロングポイントが出なくなってくる。もっと厚みをもって攻守に渡って連続して動いていきたかったのですけど、やや最後の方は2ライン的になってしまった。そこが最後の苦しい時間帯を生み出してしまったところだという風に思っています。
まあ後は、最大のところは、もっと早くゲームは決めなければいけない。やはり決定機は決めてく。今までもそれで非常に苦しい思いをしてたんで、決めるところをしっかり決める。これはもう、本当にこだわっていかないといけないと思います。