パロップのブログ

TVドキュメンタリーの記録は終了しました

BS1「第7節・浦和戦」

2004/5/2放送
「勝ち負けは関係ない」というのはよくないのだろうし、勝てない事で内容まで段々悪くなってくる事もよくあるが、それでも良い内容のゲームをしていると思う。6月中旬の中断明けから勝てるようになれば良いと思うし、研究されても持ち味の消えないサッカーをしていると思う。
開始からDFラインでボールを回しつつもフィードされないのは、チアゴの動き出しが悪かったのだろうか。テレビに映らないから分からない。
湿度が高かったらしいので、もちろん最後まで保つとは思えなかったが、正直60分どころか45分で失速したようにみえた。
DFに代えてFWを投入することで「ホームでは引き分けではなく、勝ち点3を狙うぞ」というメッセージが伝わる良い交代だった。リスクは負いたくないものの、最後はサンパイオを上げるとか疲弊したチアゴに代わって外池を入れるギャンブルがあっても良いかもしれない。
図体に体力がついてこない風がクリチコ弟に似ているチアゴは、通常でも75分くらいでガス欠になるが、今日は60分くらいで足が止まったような。しかし本人は「90分トータルで考えてペース配分しているのだから途中で代えてくれるな」と言うだろう。実際、ラストに余力を振り絞っていた。ただ個人的にはベンチに2人はFWが欲しい。「2トップにするため」用と、「疲れたチアゴと交代」用の2人。たとえば田村と松浦。
右利き側のプレースキッカーが兄さんから駒野に代わった。左利き側も浩司と服部で半々でも良いような。
復帰したばかりの駒野は既に本調子にみえる。攻撃用の石川、守備用の徳永に対し、汎用性のある駒野は選ばれるのか。
吉田はもしかするとスピードに自信がないことが精神的な余裕を失わせたのか、珍しく攻めに精彩を欠いた。一方で、リカルドは足下に根拠のない自信があるらしい。
次節はハンジェが累積出場停止で、サンパイオも週2試合は辛い。片方は外池としても、策の練りどころか。