パロップのブログ

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CS『第20節・鹿島アントラーズ戦』

2006/8/27放送、実況:西岡明彦 、解説:原博実
印象と実際はどう違うか自分を試すわけではないが、脳内Optaをやってみる。パス交換が頻繁そうなのは、カズ×ハンジェ、青山×柏木、浩司×服部。逆に疎通がなさそうなのは、ダバツ×服部、カズ×柏木。戸田とウェズレイは全般的に配るけど、戸田×ウェズレイは縦に性急過ぎてお薦め出来ない。
右サイドはハンジェがSBのようで、柏木は高め。左サイドはダバツが控えているからか服部が高めで、その分浩司は低め。中央は戸田とウェズレイの間を青山が上下動。なかなかバランスのとれた左右非対称だが、昨年5月頃、茂原が右サイドで生き生きしていた時も、こんな感じのバランスで良いサッカーをしていた記憶がある。結末がひどかったからと言って、その間にあった良き記憶まで無くさなくてもよかろう。
左右非対称だったり、パス交換が少ない組み合わせがあるのは、相性の問題もあるだろうが、それ以外にも4-2-2-2の相手に対して3バックで臨むと、相手に合わせて位置取りがずれたりするものだろう。ジェフのサッカーから想像して、ミシャサッカーも中盤をマンマークで付いていくのかと思いきや、どちらかといえば個々の担当エリアを決め、そこに入ってきた敵を捕まえるのを狙っている感じで、結構マークの受け渡しが頻繁な気がする。攻撃時の飛び出し/追い越しに目眩ましを受けていたのかもしれない。
青山は結構イージーなミスも目に付く。実効性のある技術の高さという点では柏木の方が持っているかもしれない。まあ、今のチームに必要なのは技術よりもハートだろうから、次も青山は出るとして、仮に駒野が戻ってきた場合、ハンジェをインサイドで起用して、柏木か浩司かを下げるだろうか。うーん、普通にハンジェを外しそうだが、ようやくハンジェが緊張せず、持ち味を発揮出来るようになって来たので、またベンチ送りは正直可哀想な気もする。
浩司は攻撃への積極性がないというよりは「まず守備重視で」という考えに傾いて、前線への飛び出しがコンマ数秒遅い印象。画面を見ていると、飛び出してはくるんだけど、少し遅い。
テレビの引き画面だと、ダバツと浩司の区別がつかない。シャツを出しているというだけでなく、両腕ノーガード戦法でダラダラ歩いているのも似ている。