パロップのブログ

TVドキュメンタリーの記録は終了しました

CS「第10節・FC東京戦」

2004/5/18放送、実況:上野晃、解説:柱谷幸一
BS1の感想はこちら(http://d.hatena.ne.jp/palop/20040516#1084699681)。
当日の放送を見た限り、一般人の娯楽としては今一つだと思ったのだが、今週売りの雑誌を読む限り、結構試合内容の評判が良い。個人的には、攻守の切り替えが多いチャンスの多い試合でも、選手が能力以上のスピードでプレーした結果、ミスをして相手に攻撃権が移るケースがあまり好きでないので、辛い評価になってしまったのかもしれない。もちろんお互い中盤でプレッシャーをかけ続け、ボールを奪った瞬間から攻撃が始まるのがコンセプトだからミスが誘発されて当然、という考え方もある。雨でミス多発、湿気で最後はへばってミス多発、という面もあるだろう。
PKの場面、FC東京の実況板では「藤山の守備は素人」という声もあったが、個人サイトだと「審判はクソ」という意見が大半。柱谷兄者は藤山のミスと断言していた。昔はオブストラクションをとって間接FKというのがあったような気がするのだが、もうなくなったのか、ペナルティエリアでは換算されないのか。
柱谷兄者は53分に4バックへの変化に気付いた。流石。
大木がミスパス王だったことをすっかり忘れていた。大木にしても眞中にしても、監督の要求する戦術的な動きへの理解は高いのだろうが、技術とスピードのある若い連中が「あの真似をすれば良いのか」と学んで、全体のレベルが向上する事を期待したい。
以下、公式サイトではカットされた小野剛監督のコメント

(チアゴ選手について)
一つはもっとコンディションを、実は彼、あまりコンディションの良い状態ではなく、春から合流して、上げていくところで怪我なんかしていますので、もう少しコンディションを上げていく必要があると思っています。要所要所のポストプレーなんかは他の選手にないものを持ってますので、彼が前線で、厳しい所で起点になる事によって、うちの他の選手たちが生きてくると思っています。ただ、得点がまだ残念ながらないんですけど、今日はちょっとボールが、もっとあそこで収まるかなあと思っていたので、彼はまだまだ出来る選手だと思っています。で、得点はコンディションが良くなって、裏に飛び出していく回数が増える事によって、或いはある程度ワンプレー、起点をつくってアウトサイドに展開させた後のゴール前への入り、こういったところは多少コンディション面の問題もあるので、そこに迫力が出てくる、そこまでフルに走り抜けれるようになれば、必然的にゴールは生まれてくると思っています。