パロップのブログ

TVドキュメンタリーの記録は終了しました

BS-i「第15節・大分トリニータ戦」

2005/7/10放送、主審:砂川恵一、実況:武方直己、解説:高木琢也
お互いに中盤フラットの4-4-2だと、個々人のレベルに差がなければ、膠着するのも必至。大木さんは2トップの一角だとほとんど仕事が出来ない人だし、個人的な好みだとベットがもう少し前で、大木さんがもう少し後ろにした4-3-2-1。スリッピーかつ蒸し暑いという事でリスクを犯さない事最優先なのも納得だが、それならば、前俊を孤立した1トップにして、単独突破出来れば幸い、余裕があれば味方のフォローを待つくらいの慎重さでも良かった。まあ、注文通りの前半が終了。
ハンジェは最終的に3〜4本、フリーの場面でミスパスをしただろうか。テレビで見ていれば、勿体ないミスだが、小野監督は成功率50/50のチャレンジパスと見ているのだろうか。国の代表を経験して、精神的に一回り成長してくれている事を期待したが、技術や能力がそう傍目に分かるほど上がるわけではないのも確か。促成栽培のようには行かない。
多くのサポには試合終了時の11人から右MFのハンジェ→茂原に入れ替えれば、理想の布陣だろう。個人的には、柏戦でみせた寿人1トップが好みで、今日の最終盤でも寿人が中央でポスト、ガウボンがその周辺、主に左サイドを衛星のように動いた方が良いと思う。何だかんだいってもガウボン&寿人の点を取る能力は高いし、ガウボンは直接ゴールに繋がる以外の場面で体を張るのが得意そうではない。
自分のMOMはベット。中盤低い位置に入った試合の中では、これまでで一番機能していた。いつもみたいに選手を選り好みせず、ハンジェだろうが服部だろうが最も受けやすい位置にいる選手へパスを出していた。但し、ベットと大木さんという変化系2人を同時にピッチに立たせながら、アイディアに驚かされるようなプレーが皆無で、見事に組織的だった事を肯定的に考えて良いかは難しいところ。
まだガンバ戦をみていないので、何かあればそれを見た後、また書くかもしれない。これにて今日は簡単に済ます。
今日の砂川氏は流しまくりだったが、両チームに平等だったと思う。抜け出した後、後ろから引っ張られたような場面はきびしく取って欲しいところだが、「単に激しい当たりなら流すよ」という世界基準を結構意識しているのではないかと推測する。