パロップのブログ

TVドキュメンタリーの記録は終了しました

自分の事

仕事場でニュースを読んでいたら、ロナウドに関する交渉裏話がのっていた。取引の駒にされたとはいえ、モリエンテスには結構な値がついているのでまあ良いとして、二束三文扱いのムニティス、マケレレあたりが可哀想だ。天下のレアル相手に「ソラーリ以外は別に欲しい選手いない」と答えるヘクター・クーパーも恐るべし(ただのアルゼンチン繋がりかもしれないが)。それらは別にどうでもいい前振りとして、重要なのはここから。モナコで行われたスーパーカップ終了後のパーティで、デルボスケにサシで対話する機会を求めたイエーロが格好良い(→以下カッコ内は妄想「おやっさん、何故フェルナンドを放出なんてするんだい。奴はベンチで苦しい日々を過ごしている時も、チーム批判なんかしたことないだろ」)、それを見てイエーロの横に座るラウールとグティ(「そうだよ、スペインの選手を大切にしないで何がレアルだよ」「おやっさん、ホルヘや会長に言ってやれよ、モリエンテスは必要だと」)、いつの間にか側に来ているモリエンテス(泣きながら「先生、レアルでサッカーがしたいです」)。それほどカリスマ性があるわけでもないデルボスケが、派閥に分かれ、混乱に満ちたレアルを復活させることが出来たのは、レアルの若手をずっと育てていたという人間的な尊敬があったからで、このまま有名な外国人が増えると、イエーロやラウールのような支持派と外来の「おっさん、うざいんだよ!」派に分裂しそうな気もする。スポーツの『Number』化/感動物語化/ヒューマニズム化には断固反対する私だが、たまにはこんな話を喜んでしまう。
アネルカハットトリックというニュースを読んで、やはりCSでプレミアリーグを見るべきなのか、と自問してみる。
今週の『週刊サッカーマガジン』内ティベール氏のコラムは一部金持ち以外は潰れかけているベルギーリーグの話。こういう日本の海外サッカー誌では紹介されない小ネタこそが、このコラムの隙間産業らしさだろう。そういえば、先週号、見逃した。
『USオープン』「10日目」。ナイトセッションは、ヴィーナスに全く歯が立たなかったセレス。今から思うとセレスは、ウィリーズがテニスに本腰を入れ始める前(99-00年頃)に、何とか一度優勝しておくべきだった。もう優勝の芽はない。「ジェン対アメリー」を見ながら、「矢口のanns」を聞いているうちに眠ってしまい、目が覚めたらヒューイットがマッチポイント。今日の熱意はその程度。