パロップのブログ

TVドキュメンタリーの記録は終了しました

2002-01-01から1ヶ月間の記事一覧

『ETV2002』「アフガニスタンをめぐる対話〜辺見庸&モフセン・マフマルバフ」

2002/1/21放送 何か言及する度に「イランの諺で…」と話すマフマルバフは面白い奴。「犬は吠えるがキャラバンは進む」や「私が賢い王ならチェチェンは攻撃しない」などもペルシアの諺だったはずだし、ペルシア語は諺天国というか、古い言い回しが日常会話に活…

『BS23』藤澤×ピーター・ジェニングス

『BS23』の藤澤氏がニューヨークへ行き、ABC放送のアンカーパーソン、ピーター・ジェニングスに話を聞く番組を偶然見ることが出来た。彼は63歳、19年前から現在の仕事、1964年にABCの記者となり、世界中で取材する。しかもカナダ人。アメリカの事も中東の事…

『世界わが心の旅』「サラエボ〜霧の中の演劇を探して」

2002/1/8放送、構成:青戸隆明、プロデューサー:本間岳史、制作統括:草川康之/豊永充夫 旅人は女優で演出家の木野花氏。コーディネーターにユーゴ関係のサイトでは有名な大塚真彦氏。戦争前最後の演説をするネルミン氏の映像が流れたが、それには民族融和…

『ワールド・ドキュメンタリー』「ニューヨークテロ〜被害現場の24時間(Voices from ground Zero)」

2002/1/10放送分、米BNNTV、2001年 テロから8日後の9月19日にアメリカで放送されたもの。発生後、数十分の時から克明にレポが存在すると云うこと自体がスペシャル。やはり世界的な事件というよりは世界一メディアが発達した場所で起きたただの事件という印象…

BS-hi『トルストイの大地〜辻井喬のロシアユートピア巡礼』

19世紀末の人物というのは、微妙な処があって、それは例えばトルストイを見たことがある人とか、親が友達だったとか生な証言があるので、神話になる程古くない感じがする一方で、映像がないから現代のマスメディアで扱われる有名人とも少し違う。既に大作家…

ETV『ケビン・スペイシー自らを語る』

2000年 途中共演した俳優の物真似やタップダンスを披露する。ダン・エイクロイドやジム・キャリーのようにコメディ界出身だったのが、いつの間にか演技派俳優の姿に変わる人は多いが、逆は聞かない。「本当はまだまだ余力があるけれど、映画で披露する気はな…

BS1『ウィークエンドスペシャル』「過去を問われたドイツ企業〜強制労働56年後の償い」

2001/8/25放送、構成:宮川徹志、制作統括:二村伸/高井孝彰 1999年の訴え開始から2001年初めの和解までを追ったもの。数年間も根気よく取材したというよりは、ベルリン支局とニューヨーク支局が通常のNHKニュース用に取材した映像にちょっと追加取材を加え…

BS1『世界はテロをどう伝えたか〜ワールド・リポートSP』

2001/12/30放送 「世界」と云いつつ、NHKが提携する米ABCと英BBCの映像ばかり。結局「英雄的な消防士」のようなわかりやすい物語が一番面白かった。