パロップのブログ

TVドキュメンタリーの記録は終了しました

BS1『ワールド・ドキュメンタリー』「ニューヨークテロ〜被害現場の24時間(Voices from ground Zero)」

2002/1/10放送(1/4初回放送?)、50分、制作:米BNNTV(2001年)
テロから8日後の9月19日にアメリカで放送されたもの。発生後、数十分の時から克明にレポが存在すると云うこと自体がスペシャル。やはり世界的な事件というよりは、世界一メディアが発達した場所で起きたただの事件という印象が強まる。そこで暮らす人間の反応を見てもそう感じる、もちろん当事者だからこそ事件の全体像が把握出来ないまま困難に放っぽり出されたという側面を鑑みても。9月から放送が再開され、当然現在のアメリカで放送されているであろう『サード・ウォッチ』や『Sex and The city』、『フレンズ』のような舞台をNYにしたアメリカン・ドラマがどのように影響を受けているかが気になる。『サード・ウォッチ』なんて同僚を数百人も同時に亡くしたわけだし。

上記の番組は、2006年9月4日深夜にNHK-BS1BS世界のドキュメンタリー』「BSが伝えた9.11後の世界」で再放送された。上記の感想は初回放送当時、自サイトに書いたものだが、自サイトは検索ロボットから干されているので、史料としてこちらへ再掲載しておく。今回の放送を再見したが、あまり記憶になかった。4年も前だし、そんなもの。『サード・ウォッチ』は2001-2002シーズンの初回(10月第1週)にノンフィクション形式の追悼番組を放送して仁義を切った。