パロップのブログ

TVドキュメンタリーの記録は終了しました

『BS世界のドキュメンタリー』「ロシア・相次ぐジャーナリストの殺害(The Russian Newspaper Murders)」

2004/11/9放送、50分、制作:アルテ・フランス/アレグリア(仏・2004年)、プロデューサー:ポール・ジェンキンス、構成:クリスティン・カムドシュ、画面比:16:9
番組内のテロップでは「ノバヤ・ガゼータ紙」、サイトでは「ノバヤ・ガゼッタ紙」。相変わらず番組制作班とウェブ担当班は別物なのだろう。
ゴルバチョフのインタビューあり。ゴルバチョフエリツィンが国家を破壊したと思っているから、プーチン権威主義的統治を支持しているようだ。記者に「君は何故だと思う?」と自分の方から問いながら、返答する相手の声を遮って持論を展開するゴルバチョフは、流石ソ連システムの中で出世した男の振る舞い。
アンナ・ポリトコフスカヤが記者やっている「ノバヤ・ガゼータ紙」の立ち位置が何となく掴めた。この間出演していたドキュメンタリー(d.hatena.ne.jp/palop/20041013#p1)もフランス製だった。2001年に殺されたマスード将軍のように、彼女もフランス人権団体界隈のスターシステムに乗って扱われ、本国とフランスを行き来していると推測される。自分の身を守るためにも国外の大きな団体と繋がりを密にしておくのは大切な事だろう。
大富豪ホドルコフスキーの父親は平凡な親父だった。