パロップのブログ

TVドキュメンタリーの記録は終了しました

CS「第32節・ジェフ千葉戦」

2006/11/27放送、実況:大庭荘介、解説:野々村芳和
俊のゴールは、最後尾のミズモッツが後ろから追い掛けても間に合わないのは明らかなポジション取りだったし、浩司から俊へパスが出る瞬間にラインを上げれば、俊と柏木の2人をオフサイドに出来そうだったけど、まあ結果論。
やはりジェフを見るときは、似たようなサッカーを指向している先達として比較しながらになる。野々村氏は「やってくることが分かり易い」と言っていたが、それでも他のチームと対戦するときにはないボールの入り方をしてくるようにみえる。いわゆるダイアゴナルな動きではなく、縦に飛び出す選手に同サイドから縦にパスを出すとか、羽生の貰う動きがネドヴェドっぽい。サンフでいえば柏木なんだろうけど、個人的には柏木とクワダを並べて出し手と受け手が相互に入れ替え可能なパターンとかみてみたい。自分のイメージでは、ネドヴェド=クワダ、ロシツキ=柏木、ガラセク=青山、スミチェル=浩司。
どちらのキーパーも味方DFラインに相手FWが混ざっているときは、後ろから繋がないで大きく蹴る。当たり前か。追う立場だから、ジェフのキーパーがスイーパー的な役割をするのは当然だが、サンフの場合、負けているときでも下田が広いエリアをカバーする感じではない。来シーズン、DFラインが高めで安定してきたら、もっと下田が飛び出すような仕組みになるのだろうか。

フクアリはカメラが引き気味で、全体の動きを見るのにはなかなか楽しかったけど、選手が豆粒過ぎてポジションチェンジの激しいチーム同士の対戦には向いていないような気もする。大庭アナは選手名を間違いまくりだったけど、あれは会場にいなくてモニターを睨んでいたのだろう。NHK-BS1の『速報Jリーグ』でも映像が間に合っていなかったが、あれはCSの撮影スタッフ以外、NHKもJSPORTSも誰も派遣していなかったということか。まあ中位同士の対戦だし仕方なし。

いま、アジア大会パキスタン戦を見終わったが、青山とハギーはクラブでも五輪代表でもポジションを競うことになるのだろうか。両雄並び立つ方策があればよいのに。