パロップのブログ

TVドキュメンタリーの記録は終了しました

CS「第24節・横浜FC戦」

2007/9/1放送、実況:田中雄介、解説:野々村芳和
今日はBS-i十種競技とCSのサンフと、どちらをリアルタイムで見てどちらを録画に回そうか迷ったが、民放はCMをとばせるから録画の方が効率良いし、ネタバレする危険も陸上の方が低いので、サンフの勝利を先に見て、試合後の監督インタビューも見ないで、録画を再生し、ようやく見終わってからネットでコメントを確認。長い午後だったが、流石チェコヤン・ゼレズニーを育てた国 ! と言いたくなる見事なやり投げを見ることが出来て最高の一日だった。

きっちり「仕事」を遂行し、これで頭のおかしい2007年版HOT6も終わり、残り10節は全て週末開催、カップ戦もないし、代表選手が多いのは大変だけど、昨シーズンみたいに優勝も残留も関係なくなってから、良いゲームを展開してくれそうな期待をしている。まあサンフのように夏休みになっても客が増えるわけでもなく、試合数が増えたからといって儲けが増えるわけでもなく、広告収入が中心で、年代別代表選手が多くて、なおかつ選手層の薄いクラブの場合、夏場はなるべく試合を避けて、9月10月の快適な夜に週2試合組んでもらい、8月まで上位を争って秋口に後退するパターンの方が、優勝争いの興味を引っ張れるし、盛り上がりそうな気はする。

前半、青山と柏木が同じ高さのポジションに見えたり、服部と浩司が近過ぎて見えたり、全体的に中盤の距離感が今シーズン見慣れたものと違うけど、それはきっとストヤノフが入った影響かと思ったら、実はいつも以上に浩司が動けなかったので各所にズレが生じたのだろう。
「長くボールをキープしてアイディアあるパスを出すのが君の仕事じゃないだろう」と、すごく悪いボールの取られ方をしたクワダに向かって言ったものの、その後はそう悪くないように見ていたんだけど、本人には気の毒なオチになってしまった。柏木/青山/浩司の3センターになりつつあったのを、クワダを入れることで柏木を前に押し出したかっただろうか、監督は。
天才タッキーのスーパークロスにはしてやられたけど、槙野が入った60分以降の3-5-2が残り10試合の基本になって欲しいと願っている。ミシャ流の危うい面白味には少し欠けるけど、出ている選手の特徴が活かされて一番ストレスのかからないフォーメーションだと思う。
「また西山にやられたら嫌だなあ」と心配していたら、どうも向こうの新監督はサッカーをよく知っているブラジル風の選手が好きみたいなので、一芸に秀でたタイプは干されて川崎に返却か。横浜FCさんは来シーズンを見込んでの方向転換なんだろうか、安定するまでに時間がかかりそう。それにしてもマルコス・パウロは別格感が漂っていた。時期が時期ならセレッソにいたファビーニョ的存在になり得た。