パロップのブログ

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BS1「第12節・鹿島アントラーズ戦」

2004/6/13放送、実況:田中朋樹、解説:木村和司、主審:上川徹
吉田の赤紙プレーも、2失点目の集中切れも、元はといえば、その前の鹿島側のファール気味のラフプレーを流したからじゃん、このクソレフェリーが! というのが贔屓目サポの言い訳なんだけど、多分ニュートラルな視点でみれば、勝手に自分でジャッジして気持ちを切らしてしまった広島側が甘いのだろう。
経験の差というか、若さが出たというか、広島はもう少しチェンジ・オブ・ペースが出来るようにならなければいけないのだろう。鹿島がハンジェ/駒野あたりにまで前からプレッシャーをかけてきた時間帯は、もっと外池めがけて放り込めば良いし、逆にセンターライン付近まで引かれた時は、カズや浩司が下がって組み立てても良いだろう。サンパイオをいてもこれだから、いなくなった後が大変だ。
リズムの変化という点で前俊には大きな期待をしているが、まだまだか。まだ癖を知られていないとはいえ、ボールのキープ力は素晴らしい。縦に来たボールをゴール前で変な形でも触ってシュートを狙った発想も楽しい。出来れば、7〜8月から「チームの役に立つ変人」の生ける見本として、モストボイかジャウミーニャを招聘して欲しかった。それにしても、通常ユース上がりの選手というのは体が出来ていなくてひょろひょろなんだけど、筋肉じゃなくて脂肪にしかみえないあの丸さはなんだろう。
自分に大木を擁護するだけのサッカーを観る眼がないのが残念だ。今やビロング並のリズム・クラッシャーになっているし、他の選手も約束事とはいえ彼にボールを預けたくないのではないかと思うが、きっと監督が要求する受け方や動き出し/ディフェンスをしているのだろう。彼より技術もスピードもあるだろうサテライトの若手達には、大木先輩の動きを盗んで、監督にアピールしてもらうほかない。腐らずに頑張れ。
木村和司氏は、前半5分頃まで全くコメントを発さなかったが、遅刻か。