パロップのブログ

TVドキュメンタリーの記録は終了しました

RNC「作陽対青森山田」

2003/12/31
PK戦の途中で放送が終わった。
相変わらず、ゴールマウスが旧型で、奥のポストに当たったボールが跳ね返ってくるわけだが、それで良いのかサッカー協会。誤審の反省から改善するのではなかったのか。
勝敗に関しては、作陽が勝ってもおかしくなかったけど、負けて順当ともいえる内容。ボールを保った時は、なかなか華麗なパス回しをしていたが、一旦受けに回ると、セカンドボールを拾われまくりだった。本来の出来ではなかったのかもしれないが、選手の距離間がバランス悪かった。もう一つ前でボールを離せば、という場面で受け手が正しい位置にいないのでキープが長くなり、奪われる場面多数。
なんのかんのいっても青森山田は強かった。中盤のプレッシャーは岡山県予選レベルでは体験しなかっただろう。多少ラフに当たってくる感じもしたが、その日のレフェリーの笛吹感覚を早めに理解するのも、能力の一つ。その点では、作陽はいつも綺麗にプレーし過ぎだったのかもしれない。
青山は相変わらず結構パスミスが多い。自陣内で危険なプレーを選択することはなく、どちらかといえば決定的なチャンスに結びつくチャレンジパスが多いのは確かだが、プレッシャーが早い場面だと少し視野が狭いかも、という印象は変わらず。コーナーキックの精度がほぼ完璧だったのは素晴らしい。
竜門は、トラップなど技術面で微妙な感じもあったけれど、とにかく点を獲る才能があるのは間違いない。高校選手権で活躍したお陰でスカウトの目に留まり、帝京→サンフレッチェとなった高橋泰を彷彿とさせたが、勝ち上がれなかったので目立つ事が出来なかった。残念。
2年生ながら活躍が目立った左サイドバックには要注目。(追記:田中だ)