パロップのブログ

TVドキュメンタリーの記録は終了しました

BS-i「広島FCユース対市原ユース」

2003/12/28
西山の向こうっ気の強さは買える。多少は生意気にみられても良いから、川崎でも頑張れ。
俊介は典型的なレフティだと思い、準決勝のスーパー右ボレーもまぐれかと思ったが、今日のプレーを見る限り、左右遜色なし。点差が開くとあからさまに集中力もそれなりになるのが微笑ましい。
桑田は、水戸戦では防戦気味のため本領を発揮出来ていなかったらしいが、今日は3トップをフォローしつつ自らも得点に絡むリトマネン的な動きを存分にみせてくれた。
現状で田村はトップでは無理だろう。3年契約の間にどこが伸びる事を期待しているだろうか。実はポジションを下げるとか。運動量が多いタイプでもなさそうだが。
逆に田坂は昇格させて欲しかった。「フォワードからボランチまでこなす」は流石に言い過ぎだろうが、体の使い方巧いし、充分上でも通用すると思うが、こういうのはフロントが伸びしろまでみて判断するのだろうから素人には判らない。
高柳はクロスの精度を上げなければ。期待値が高いだけに。
森脇は、そのファンフランっぷりがみていて楽しい。サイドバックながらチームの中心になる雰囲気を持っているのも楽しみ。
両CBは身体能力(具体的には多分高さ)に恵まれていない上に、ユースの方針なのか、3トップのファースト・ディフェンスをくぐられると、結構中盤がぽっかりとなって、一気に最終ラインまで攻撃に曝されるので、気の毒ではあった。その点では、市原ユースの訓練された速攻も賞賛されるべきだろう。
で、キーパーを除くと寸評に困るのが、本当に「黒子」だった前田和。目立たなくても仕事をしていたと言われれば否定出来ないが、ディフェンス陣が4失点した原因に中盤守備も含まれているだろうから、多分辛い採点。フォワードならまだしも、よく分からなかったから結果で判断される守備的中盤というのもちょっと聞かない。