パロップのブログ

TVドキュメンタリーの記録は終了しました

NHK-BS1『BSプライムタイム』「イランの若者たちは今〜イスラム革命から24年(IRAN, SOUS LE VOILE DES APPARENCES)」

10/16初回放送、50分、制作:C.B.A/レ・フィルム・ドゥ・ラ・パセレル(ベルギー2002年)、プロデューサー:クリスティーン・ビロー、構成:ティエリー・ミッチェル、【日本語版】制作統括:古川潤、導入:柳澤秀夫解説委員、ワイド画面
結局、何でイランの若者の間に閉塞感が漂っているのかはよく分からなかった。ちくりちくりと女性の人権であるとか、報道の自由であるとかの話題を盛り込むのだけど、どうせならばもっと下世話なセンセーショナリズムの方へ振れても良かったのでは。一方でやや反体制的な作家先生が警察的存在に暗殺され、もう一方で若者が西側のカメラに向かって思いっきり政府の悪口を言っている事に、今ひとつ距離感が掴めなかった。
ハメネイ、ハタミ、ラフサンジャニの3トップが勢揃いした映像は、ちょっとワクワクした。
ペルシア系の女性はキュート過ぎ。彫りの深いアーリア系の顔立ちに、中東系エキゾチックな風貌というのは反則。
(2003/11/3追記)http://www.allocine.fr/film/fichefilm_gen_cfilm=50485.htmlを見ると分かるのだが、元々は90分(しかも映画?)仕様のはずなのに、50分で放送したから、グダグダなのかもしれない。