パロップのブログ

TVドキュメンタリーの記録は終了しました

『ハイビジョンスペシャル』「ロヤ・ジルガ〜アフガニスタン・再建への60日」

再放送、構成:宮川徹志、制作統括:山崎秋一郎
50分番組だと思って頑張って見ていたら、75分もあって苦しかった。それとNHKはいらん気をまわして、この日の再放送を決めたのだろうが、他にも録画したいドキュメンタリー目白押しの日に放送するな、馬鹿。恐らくチンギス・ハーンの時代から続いているのであろう親分が子分を集めて「上層部であらかじめ結論が出ているとしても手続きを踏むための集会」=ロヤ・ジルガだったと思う。少なくともナアナア民主主義の伝統はあったのにいきなりアメリカから人が派遣されてきて「民主主義というのはね」と「教育的指導」をされたら、気分悪いとは思う。しかし実際、90-92年頃の内戦というのは自業自得な面が多々あったろうし、この番組をみていてもアルカイダタリバンが人々の興味を誘うという理由がなければ、誰も興味を持たないような国の、よくある国連介入型手続きの練習風景にしか思えず、あまり興味をそそらない。