パロップのブログ

TVドキュメンタリーの記録は終了しました

『エド・ハリス自らを語る』

2002/5/10放送分。2000年制作
監督作『ポロック』の映画祭公開まで。番組で取り上げただけでも『ライト・スタッフ』『プレイス・イン・ザ・ハート』『アビス』『ジャック・ナイフ』『摩天楼を夢見て』『チャイナ・ムーン』『理由』『アポロ13』『トゥルーマン・ショー』『ポロック』と、名監督の名作品が並んでいるのに、どれもサラッと流して深く話をする作品がなかったという事自体、この人の地味さが知れる。両親がドキュンでもなく、今でも仲睦まじく暮らしていたり、今も家族の事を考えて仕事を選んだり、役作りも文章系の資料を丹念に読む事だったり、あまりにも俳優としての狂気が無さ過ぎのような気もしてしまうが、ジャクソン・ポロックに対する継続的で分析的な入れ込み具合は、逆に破綻が無さ過ぎる特殊性といったものがあるのかもしれない。例えば、小渕首相のような。