パロップのブログ

主にTVドキュメンタリーを記録します

『Nスペ』「秘密尋問所トレイシー〜日本人捕虜が語った機密情報」

2007/8/24再放送(8/7初回放送)、50分、資料提供:皆川容子 他、取材協力:中田整一、撮影:高橋僚、コーディネーター:山田功次郎、リサーチャー:ウィンチ小村啓子/伊藤夏子、ディレクター:倉迫啓司/増田浩、制作統括:林新/若宮敏彦/中田裕之、共同制作:NHK情報ネットワーク、制作協力:ウォーク、制作・著作:NHK
最近は見てもここに書かないドキュメンタリーも多いのだけど、これはNHKWatchさん(http://scratchpad.wikia.com/wiki/NHKWatch)が見逃したみたいなので記録しておく。
放送前の仮タイトルは「アメリカ秘密尋問所「トレイシィ」〜GHQの占領施策を生んだ5000頁の調書」。企画段階では占領時代を扱うつもりが、実際には戦時中の機密情報に重心が動いたか。
検索すると、『月刊現代』2007年9月1日号にジャーナリストの中田整一氏による「日本人捕虜秘密尋問所「トレイシー」の全貌」という文章が掲載されているらしい。

番組中盤のナレーションで、

トレイシーでは『戦陣訓』に縛られた日本人捕虜達の心を開かせようと、様々な試みが考えられました。

とあったが、「ポイントはそこなの? 日本人捕虜が心を縛られているかどうかにかかわらず、捕虜を尋問するのはまずいんじゃないの?」と思ってみていたら、後半に「捕虜への尋問はジュネーブ条約に反する恐れがあった」みたいな話が出てきて、「視聴者にはそれを先に情報として与える構成の方が分かりやすいのではないですか?」と思った。