パロップのブログ

主にTVドキュメンタリーを記録します

BS1『BS特集』「インターネットと放送の新時代」

2007/3/21初回放送、50分×2、ナビゲーター:藤澤秀敏(アメリカ総局長)、撮影:岡野祟、ディレクター:宮野博明/酒井裕、制作統括:林新/佐橘晴男/千本信昭、共同制作:NHK情報ネットワーク、制作協力:エス・ヴィジョン、制作・著作:NHK
第一部「急成長する”動画サイト”」、ユーチューブ/レブバー/マイスペースなどを紹介。「ロングテール」のクリス・アンダーソンにインタビュー。
第二部「”動画サイト”は社会を変えるか」、イラク戦争における兵士が撮った映像といわゆるジハードビデオの紹介、ニューヨーク市立大学のジェフ・ジャービス助教授の「2008年の大統領選はユーチューブ選挙になる」発言に続き、2006年中間選挙で差別発言をネットに上げられて落選したジョージ・アレンの例を紹介、コロンビア大学ティム・ウー教授は「テレビと違ってネットは異なった見解に触れる機会がなくなっていく」と警鐘、クリエイティブ・コモンズセカンドライフの紹介、元ABCキャスターのテッド・コッペルにインタビュー。
ユーチューブの投稿映像をテレビ画面に写しても、意外と綺麗だった。さすがにカメラでPCモニターを映すのではなく、元映像を取り込んでいるのだろうが、それでももっとギザギザになるのかと思っていた。レブバーとセカンドライフは初耳。レブバーは一般的にレヴァー(revver)というみたい。
去年の放送記念日特集は「放送は通信とどう融合できるのか〜アメリカからの報告」としてポッドキャスティングなんかを紹介していた。その時に書いたのが、

「いま米国の現状はこうですよ」という他人事のような取り上げ方は何なんだろう。仮にも同じ公共放送局なのだからNHK幹部にインタビューしろとまでは言わないまでも、要所では「我々NHKもこういう事をしていきたいなあ」「残念ながら日本でこういう試みは無理ですなあ」みたいな当事者の視点があっても良かったのではないだろうか。
http://d.hatena.ne.jp/palop/20060319

なんだけど、今年も全く同じ感想。米国(と少しの英国)の現状についてよくまとめてあるけど、当事者意識なし。視聴者個人としては面白ければ構わないけど、作っている人は取材しながら頭の固いマイ上層部について思いを馳せたりしないのだろうか。