今年、車の中でもっとも聴いたのは、松浦さんの1st、藤本さんの1st＋カップリング＋FolkSong3から2曲のCD-R、『デュオU&U』の3枚。新譜で買ったのはダブルユー関係（とライブDVDを幾つか）、他にTSUTAYAの中古で入手したシングルが少々で、ソロアルバム関係・ベリ工関係はさっぱり聴いていない。
楽曲派の人々がどう思ったのかは分からないが、個人的には過去2回の1位は納得いくものだったというか、界隈の空気を反映していると思った。本当に良い楽曲を選出したいなら楽器をやっている人や音楽を勉強した人等の有識者10人くらいで合議した方が良い。上記のような有様なので色々迷った末、空気を反映する意味で投票する事にした。
昨年はフルコーラス聴いた事がある曲限定にしたものの、PVだけみて5位に選んだ『ハニーパイ』を後日CDで聴いて後悔したので、今年はCD持っているもの限定とする。Viewsic／M-onで見る事が出来た『ラキチャ』や『シャイニング』は好きだけど外す。基本的な選考条件はメロディが好きな事と音としての歌詞がメロディに乗っている事。ベースが1コーラス目と2コーラス目で違うとか分からないからダイチ先生も問題無し。
第5位「LOVE LIKE CRAZY」後浦なつみ0.5pt
松浦さんはハロプロうんたらというよりも1人の女性歌手部門な雰囲気が一段と増しているのでソロ曲は選びにくい。本人は（多分ファンも）「もっとちゃんとした歌手活動がしたい!」と不満もあるかもしれないが、幸か不幸かハロプロに所属しちゃったわけだから、色物も楽しんで欲しい。
第4位「友情〜心のブスにはならねぇ！」おとめ組0.5pt
メンバーの声が好きなのはさくら組の方に多いけど、『さくら満開』の歌詞はもう一工夫欲しいところだった。今年田中さんの声を堪能出来たのはこの曲と「オールオブザニャー」くらいしかなかったのが残念。来年は田中さんに加えて「いままででいちーばーん」「む・げ・ん・のじょーおねーつーがある」が魅力的な亀井さん、声に妙な引っ掛かりを持つ新垣さんがメインの曲を本体で是非お願いしたい。
第3位「恋愛戦隊シツレンジャー」後浦なつみ2.5pt
改めて自分はブツ切りパート割大好きっ子だと分かった。映像無くとも聴いただけで誰が歌っているのか分かる、歌い方を確立しているボーカリストの連続攻撃に弱い。ハロプロオールスターの方も分かりにくいユニゾンではなく、豪華メンバーのソロパートで繋いでいる曲もあったら良かった。知名度低いメンバーは纏めてコーラスという身分差別も発憤材料になる。歌詞もかなり好き。
第2位「悲しき16才」ダブルユー3pt
「渚の〜」「ギミアップ」「熱帯魚」辺りも大好きだけど、これは原曲の功績だろうから外し、今年出た曲のなかでは一番2人の特徴を生かしていると思ったこの曲にする。ダブルユーの方向性には沢山言いたい事もあるけれど、2人にとっての移行期間、大人への過渡期だと思って生暖かく見守っている。とりあえず「双子みたい」なんて言わず、それぞれの特徴を出して欲しい。
第1位「愛あらばIT'S ALL RIGHT」モーニング娘。3.5pt
新人田中さんの抜擢等、手持ちのカードでやれる限りやって、精一杯世間に向かって放った『シャボン玉』が全く届かなかった時、モーニングは1度終わったのだろう（見届けるように安倍さんの卒業発表）。『ゴーガール』の時は「タイアップだから／大急ぎで作った」と理由を付けて見落としたが、恐らく今後当分は個々の魅力で、メンバーの人間力（C山本昌邦）で勝負しよう、良曲で底上げしないで素の力を鍛えよう、という事だろうと思う。
