パロップのブログ

TVドキュメンタリーの記録は終了しました

つばきファクトリー コンサートツアー 2024 春「C'mon Everybody !」東海市昼夜/上海昼夜

2024/5/12、東海市芸術劇場、昼夜公演

2024/5/18、万代南梦宫上海文化中心 未来剧场、昼夜公演

 

ネタバレ上等

 

 大阪で記憶が上書きされてもいいようにメモを残しておこう。と同時に大阪しか行けないのでネタバレしてもいいから先に見どころを知っておきたいという読者さん向け。座間公演を踏まえて再チェックみたいな感じなので、先にそちらのエントリーから読んでもらえれば。

 東海市は昼公演が20列の下手、すごく傾斜がきついので見やすい劇場で、全体を俯瞰しながら個々のメンバーも追いやすい。夜公演は2列(実質最前)ほぼセンター。隣りの隣りのヲタさんから「自引き?自引き?」と訊かれたけど自引き。基本はエグゼ先々行の人用なのだろうか。普段は自引きじゃないのになぜか居るおまいつさんが買っているのだろうか。近くからずっと八木ちゃんを追うべきか迷いつつ、せっかくの機会だから代わる代わる中央に来るメンバー達をずっと眺めることにした。他の5公演は八木ちゃん8割見ているし。

 上海は昼公演がFC一般の21番、下手にした。夜公演がFC一般の19番、上手にした。傾斜のない床にパイプ椅子を並べただけで、VIP様の後方だから近くはないけど、後ろ頭がなさそうな所にしたから視界は良好だった。

 東海市のMCで小野田さんが「あたしと目が合ったひとー?あれっ?(あたしは目を合わせにいってるのに…)」みたいに話してたけど、自分史上最長くらいに小野田さんを見た側から言えば、小野田さんの方こそ「前の方でオレンジ振ってるおっさんを釣りにいっても、どうせ釣れないから無駄」といわんばかりに見てくれない気がする。

 上手の中段で八木ちゃんと安美ちゃんが絡むのは『Hair up 空へ!』だった。東海市昼では安美ちゃんが人差し指を出しているのが見えた。東海市夜では抱き合ってた。私が上手にいた上海の夜公演では、安美ちゃんが指を出したのに対し、八木ちゃんがてのひらを掲げて「結構です」みたいなジェスチャーに見えたので、あれはETをやっているんじゃなくて何らかの小芝居なのかもしれない。2人に訊かないとわからんね。

 『ナインティーンの蜃気楼』の間奏は東海市昼にちゃんと俯瞰して安美ちゃんのバーン!まで見ることができた。東海市夜は最前にいながら下手の八木ちゃんに目を奪われることなく上手の安美ちゃんまで目で追ったが、よく考えたら既に昼に見たんだから夜はじっと下手の八木ちゃんを見ていてもよかったのではないか。上海ではセトリから消えてショボーン。春ツアーだと9人バージョンとはいえ階段セットに配置されるので、オリジナルの横一直線並びは上海で!と思っていただけにショボーン。武道館では最初で最後の16人横一直線バージョンを期待したいところだが。

 座間では『表面張力』の場位置移動の把握に手間取ったが、東海市では2回ともちゃんと八木ちゃんのハイキックを見ることができた。足を上げる前にスカートを少したくし上げる仕草が剣士みがあるというか岡村美南みがあるというか、なかなかカッコよかった。座間では記憶にないので自己流にアレンジしてきたのかな?と思った。

 座間で『今夜だけ』のやぎまりんは2秒と書いたけど嘘でした。大袈裟でした。「ああ、恋が漂うロータリー♪」から「ねえ私の精一杯は♪」まで10秒くらいあった。座間ではその間見つめ合ってニヤニヤしてたけど、東海市では目の前で見てた感じでは殊勝にしていたような。上海は9人だからそもそも場位置が変わったはずだが、あまり記憶にない。

 きそおみずが見つめ合ってニヤニヤしているのは『今夜だけ』のはず。春ツアーの12人バージョンだと上手と下手の一番端に分かれて長距離ニヤニヤしているが、上海の9人バージョンだとセンター最後列で面と面と向かい合ってニヤニヤしている。

 「まずは瑠乃から」はりこりこきそちゃん2代にわたる思い入れがあるので、上海のMCで瑠乃ちゃんにも思い入れがあることがわかって、ちょっと嬉しかった。

 『愛は今』「ギュッギュッギュッギュッギュッとして~」コールは客席の場所によって増えているようにも聞こえるし、そうでもない気もするし、きそちゃんにはどの程度届いているのかもわからない。イヤモニを外してまで聞いて、からのやや冷ややかな笑いが「まだまだ声が小さいなあ」なのか「マジでやってるよw」なのかもよくわからないが、いつも前方にいるおまいつさんが仕切って大阪である程度の形を作って武道館では成功させたいのう。

 ちなみに『マイダーリン』の「きそらだけに♪」コールは相変わらず時々忘れる。東海昼は「忘れないぞ!」と決意して出来て、夜は見るのに集中してたら忘れた。というか「コールしなきゃ」って意識するとステージを見逃しがちになって本末転倒なので、あまり無理しない。『ステイフリー』も全然無理するつもりはないけど、上海夜辺りでだいぶオートマチックに出てくるようになった。さーおり、まーおぴん、みーずほ、みたいな連続するのが「歌割り誰だっけ?」ってなるので一番苦手かもしれない。余談だが、こないだモーニングさんのコンサートを観て、改めてつばきは歌に被せるコールが多過ぎだろとは思った。もうそういうものだから今さら変わらないとは思うけど、あのノリをアンジュとかに持ち込むと、隣りの女ヲタさんから「静かにしてください」と怒られそうな気はする。

 そういえば、上海夜の『愛は今』では「ピース」をコールするタイミングを間違う失態を演じてしまった。山岸本卒コンの瑠乃「皆さんいきますよ、ピース、つばき大好きな人、ハイ、ピース」のリズム感の良さに感心してしまうけど、この「ハイ(ウン)ピース」のワンクッションのところでピースって言っちゃったはず、と自己分析。大阪で確認して、武道館では失敗しないようにしよう。

 『マイダーリン』の交替落ちサビ、座間昼公演は石井/秋山、夜公演は福田/小野、愛知は凱旋の4人を含むかなと思ったら、昼公演が村田/小野田、夜公演が河西/新沼で、あれっ八木は?ってなったけど、おそらく前半が可愛い系、後半がパワー系の声を使いたい意向なんだと推測、愛知勢はパワー系が3人なので八木ちゃんには譲ってもらったと。なので大阪の予想は、昼が谷本/八木、ラスト夜が土居/豫風の大阪コンビ。

 座間で見て「衣装は、個人的には1着目のフワフワした可愛い系より2着目のスタイリッシュな方が断然好み」と書いたけど、最前からよく見ると2着目の衣装もけっこうフェミニンだった。シルエットはかっこいいけど、細かいデザインはガーリー? 個人的にはもっと凛々しい方に振れてもいいけど、まあ個人的な好み。

 東海公演といえば、おみずの声に触れなければならない。昼公演はここ最近聴いたことがないくらいに絶好調で、それが夜公演に出てきたら初っ端から声がカッスカスで、初めは泣いているのかと思うくらい。表情はいつも通りニッコニコで声はカッスカスで「ハートがプロになったなあ」と思いつつ、心肺機能が絶好調過ぎるがゆえに筋肉系統に負担がかかり過ぎて故障する競走馬かよ!とツッコミを入れつつ、この後どうすんだろ、ピンチヒッターを頼むのかなと思って見ていたら、中盤のVTR明け辺りから調子が戻ってヤレヤレだった。衣装替えの時に水分取って良くなったのかなと推測していたが、ラストの本人MCによると歌っている途中で急に出るようになったみたい。初っ端のカッスカスはなかったことにして進むのかなと思ったが、ちゃんとラストMCで自分から触れてて立派だった。しかし人体は不思議やね。故障したなら休めよと言いたくなるけど、続けているうちによくなったりするからね。

 衣装替えタイムVTRのなかで、おみずが主役になりたい気持ちをちゃんと話しているのも良かった。ヲタの声も含めてグループに必要な名バイプレーヤーみたいな扱いを受けつつあるのを感じ取っているのかもしれないけど、やっぱりアイドルを志したんだからバランスばっかり見てちゃダメ。

 東海の昼公演MCで小野田さんが「ステージセットにさおぺん描いたんですよー」言うてたので、最前になった夜公演で探したんだけど、全然分からなかった。隣りの人に教えてもらおうかと思ったけど、恥ずかしくて訊けなかった。「さおぺん見逃しても別にいいや」という気持ちがなかったといえば嘘になる。

 『マサユメ』の間奏ダンスでゆうしおが揃って髪ファッサーってする振り付けが好きなんだけど、たしか11月の武道館では振りか場位置かが変わってファッサーがなくなってて残念だったのだけど、春ツアーからは復活してよかった。とはいえ最近の八木ちゃんはステージでは髪を結んでいることが多く、全然ファッサーとはならないんだけどね。

 ゆってぃにエースの風格が出てきた。ダンスが変わってきた。チアダンス風じゃなくなってきた。なにげに真琳ちゃんや瑠乃の風味を取り入れて、より魅せる方面に力を入れているような感じ。一見して正統派のようで、周囲の良い所を取り込んで自分のモノにしていくゆってぃこそ本物のモンスターかもしれん。

 きそちゃんのダンスは松永豫風流派の亜流なんだということがようやく分かってきた。躍動感が皆無だから分かりにくいけど、確かに音を刻んで動いているんよな。胸を反らす角度とか首を傾ける角度とか何度やっても再現性があるということは自覚的にやっているということなんよな。石田さんに憧れていますとか秋山さんみたいに踊りたいですみたいなのはわかりやすいけど、きそちゃんダンスの後継者は生まれるだろうか。

 匿名掲示板の上海凱旋スレで見た「ジェンリン!ジェンリン!シャンハーイ!シャンハーイ!」っていうネタはなかなかよく出来たダイチャンパロディだなと思ったが、実行されなくて良かった。感動の凱旋が、伊勢さんの悲劇再びになるところだった。凱旋実行委員さんがアスペじゃなくて良かった。アスペ、面白い思いつきと人の心だと面白い思いつきが勝っちゃうからね。アイデアで頭がいっぱいになっちゃう。凱旋実行委員さんから案内文をもらったとき、自分は昼公演のコンサート開始時に真琳ちゃん凱旋、夜公演のアンコール時にきそちゃん卒業式だと勘違いしてて、昼公演のアンコール時に「きーそーらー」コールが始まったときに「おいおい」と思ったのだけど、私が間違ってた。昼と夜公演、両方で凱旋と祝卒業をするのだった。それが良い。

 上海公演は、まずFCVIPが入場、次にアプリVIP、その次にFC一般、最後にアプリ一般の順。VIPと一般の間に仕切りがあって身分差がある。過去の香港台湾公演で入場順や配置を知っている人は、とりあえず一般チケットを入手してもアプリでVIPを買い直して一般を譲ったりしていたのね。そういうわけで、当日の写真を見て「客席の最前が日本人のおまいつばかりじゃないか」と思っても、そういう入場順なので不正だの最前管理だのではないよ、というのは書いておこう。FCVIPは昼20夜15、アプリVIPは昼150夜180くらい、FC一般は私が昼1番夜4番でさっさと入場したので分からん(ともに10くらい?)、アプリ一般がともに100くらい。アプリ勢は抽選会の呼び出し番号から推測。

 ステージ上での抽選会で、昼公演では客席は座るタイミングがなくてほぼずっと立ったままで(私は老人なので座ってすきまからステージ見てたし、見えなくてもまいっか)、夜公演は最初から座ったら、八木ちゃん(とおみずかな?)がジェスチャーで前の方に客に「座って」と指示したおかげで徐々にみんな座ってくれて助かった。昼公演のアンコール明けの『今夜だけ』を歌い終わって、瑠乃がMCを始めようとしたら、一番下手にいる八木ちゃんが上手の舞台袖にジェスチャーで合図を送ってて、何をしているのかと思ったら日→中の通訳さんを呼び込んでいた。夜公演のMCが終わって、最後の曲に入る前にサプライズで各メンバーにサプライズでメンカラの花が贈られて、花と横断幕と一緒に会場で撮影して、さあ次は最後の曲というときも八木ちゃんが他のメンバーから花を預かって舞台袖に片付けようとしてた。八木ちゃん、こんな感じだったっけ?と思った。先輩の自覚がなせる技なのか、普段の効率厨ぶりを先輩に遠慮せず出せるようになったのか、それは分からない。

 八木ちゃん、こんな感じだったっけ?といえば、つばきは曲中にペアになって且つ歌割りがないと、どのメンバーも2人でふざけ倒していることが多くて(だからよく歌詞も飛ばす)、八木ちゃんも同期はもちろんきそ、おみず、安美ちゃん、まおぴん辺りとは絡まれて嬉しそうにしているんだけど、小野田さんとペアのときは謎の緊張感がただよっている気がする。2人とも相手がふざけるタイプならそれに合わせてふざけるけど、お互い「パフォーマンスはちゃんとやりましょう」パーソナリティ同士の2乗というかなんというか。

 語学に関するまおぴんの笑いにしつつも「一生懸命覚えたから聞いてやー」「間違うかもしれんけど聞いてやー」精神は、クリスティアーノ・ロナウドがもっとも称賛するタイプの努力家よね。素晴らしいパーソナリティ。抽選会で誰かの「フライヤーにサインしてプレゼントします」に対して「フライヤーって何?」言うてたのもたしかまおぴん。

 個別に行くでもなく認知されているわけでもない弱小ヲタの自分がなぜ上海まで行ったかといえば、それはもう9人つばきのライブが好きだからと言うほかない。きそちゃん含めたライブも座間東海上海大阪武道館だけか。春ツアーは新メンバーも含むから純9人の機会はほんと少ないし。これは行かないと。春ツアーの『マイダーリン』は新メンバーの御守りをしながらという感じがあるけど、9人だとほんとに9人だ!って感じだし、9人が3人ずつに分かれて、センター/上手/下手に分かれて、自分の目の前にどのトリオが来ても「ああ、みんな好きだ」ってなるし。ほんとに行って良かった。こんだけ言っといて、26日のアットジャムには行かないのだから、とんだウソつきである。本当の9人ラストはニコ生で見るので赦してください。