パロップのブログ

TVドキュメンタリーの記録は終了しました

BS-hi『ハイビジョン特集』「ロシア芸術 自由への道標〜アシュケナージ『独裁者と芸術家たち』から」

2004/11/2放送分、110分、ロシア詩監修:亀山郁夫、取材:イリーナ・マハラゼ、構成:鎌倉英也/山本滋、制作統括:桜井均/三雲節/石川一洋/北出晃、共同制作:NHKエンタープライズ21、制作・著作:NHK
2003年12月、モスクワ国立音楽院大ホールで行われた『独裁者と芸術家たち』コンサートの映像を軸に、そこで取り上げられたマンデリシターム、アフマートワ、エイゼンシテイン、プロコフィエフショスタコーヴィチの5人に関するエピソードを挿入。エピソードのそれぞれにアシュケナージのインタビューを挿入。更にエピソードとエピソードの合間に島田雅彦氏×亀山郁夫氏の対談を挿入。
9月に放送された『NHKスペシャル』「アシュケナージ 自由へのコンサート〜独裁者と芸術家たち」(52or53分)を見逃したわけだが、おそらく島田×亀山対談部分のみハイビジョン用収録だと思われるので、試しに対談部分を削ってみる(こういう時DVDレコーダーは便利)と、計60分30秒になった。これを分解すると、プロローグ4分、マンデリシターム10分、アフマートワ5分、エイゼンシタイン8分、プロコフィエフ5分、ショスタコ25分30秒、エピローグ3分。ネット上の感想を巡ると、どうやら『Nスペ』の方はショスタコ交響曲13番をめぐるエピソードが主だったらしいので、恐らくマンデリシターム&アフマートワ辺りがカットされたと思われ。
『Nスペ』の方は「芸術家の心の描きが浅い」とか「ほとんどの情報が既出」とか叩かれている。N響繋がりでアシュケナージの番宣という話も。
最近の映画DVDには、副音声に監督等によるシーン解説が入っているが、これも主音声で音楽を流しつつ、副音声で島田×亀山対談を被せると面白いかも。丁度同じくらいの長さだし。
シチェドリンが存命とは意外。