パロップのブログ

TVドキュメンタリーの記録は終了しました

自分の事

今売りの『Sportiva』(2004/10)で、小谷野敦氏が「『めぞん一刻』を読んだ時、五代君が高校時代ラグビー部だった事にショックを受けた」という話を書いているが、マンガの中の五代君をみて憎きスポーツマンだと思う奴はいないと思う。私も〈高校で運動部→大学では運動と無縁〉だったから何となく五代君のグダグダ生活も分かった気になるのだが、やはりあれは都会の80年代の物語であり、私の物語ではない気もする。自分の周囲の事柄や自分の記憶とうまく距離感がつかめない。小谷野氏は1962年生まれだから、連載が始まった80年代始めは同時代的に大学生だったのか。金持ちテニスコーチとかどんな風に映ったのだろう。70年代生まれの小学生には職業そのものからして全くリアリティがなかった。
今売りの『テニマガ』(2004/10)にヒンギスのインタビュー。立ち読みしたら良い話だったので買う事にする。資料用/保存用というよりも「この記事のお陰で販売が促進されました」の意思表示。「御布施」という感覚はハロプロヲタになってからのもの。かつてヒンギスが1980年生まれだと知った時「遂に80年代生まれの有名人登場!」と思ったものだが、それだと1987年生まれのシャラポワなんて驚愕すべき年下のはずなのに、最近は1985年組とか1987年組とかキッズと比べたら普通に年長組の感覚になっているのは流石におかしい。