パロップのブログ

TVドキュメンタリーの記録は終了しました

たまにはNHKの重箱の隅をつついてみる

7月27日に放送されたBS1『BSドキュメンタリー』「バチカン外交〜ローマ教皇と冷戦後の世界」は、5月25日に放送されたBS1『BSドキュメンタリー』「バチカン外交〜ヨハネ・パウロ2世と冷戦後の世界」(http://d.hatena.ne.jp/palop/20040527#p1参照)の再放送である。再放送にあたって何故副題を変えたのか。変えたというか、むしろ前回、私がメモし間違えただけなのではないか。ということで録画してみた。
冷戦後のローマ教皇は今のところヨハネ・パウロ2世ただ1人であるからして、「ローマ教皇と冷戦後の世界」と「ヨハネ・パウロ2世と冷戦後の世界」とは、実質同じ意味である。実質同じ意味なのに何故変更したのか。私的な推測では「ヨハネ・パウロ2世」がバチカン市国日本支部によって登録商標されており、商用で「ヨハネ・パウロ2世」を使用する際は「ワールドカップTM」みたく「ヨハネ・パウロ2世TM」と表記しなければならないのだ。前回放送後、バチカン市国日本支部から指摘を受け、慌てて副題を普通名詞に修正した、というわけ。もちろん冗談。多分、ラテ欄か何かの都合で文字数に制限があるのに、前回は気付かずクソ長い副題をつけてしまったのだろう。
で、放送をみたが、確かにオープニングのテロップは「バチカン外交〜ローマ教皇と冷戦後の世界」になっている。その後の放送内容は自分の記憶を辿る限り、変更箇所はなかったようだ。と思ったら、エンディングのテロップが「バチカン外交〜ヨハネ・パウロ2世と冷戦後の世界」のままだ! うわっ、修正漏れ、ダッセー。3人くらいの家内制手工業でテロップ創っとんのか。
まあ、ワルシャワ郊外のタビタ老人ホームに暮らすヤギェウォ大学名誉教授ステファン・スフェジャフスキー=Stefan Swiezawski=(当時97歳)のスペルをメモする事が出来たので、再放送万歳。