9/10初回放送
私のようなトルシエ信者にとってジーコ無能説を唱えるのはなかなか難しい。例えば０対５で負けたとしても「監督の指示がなければ何も出来ない選手が情けない」となり、５対０で圧勝したら「ほら、選手の能力を信じるジーコは正しかった」となりそうだ。理想は、後半10分くらいまでにアレックスのサイドをぶち破られて２失点しつつもジーコが動かないので、ナカータと宮本が相談して「アレックスはずっと前にいろ。山田は左ＳＢ、イナは右ＳＢ」と「アレックスを上がり目にして実質３バック」などといった「ジーコサッカーのアレンジだから」とか云えないくらい勝手に改変して、失点が止まり、３点取って逆転するシナリオだが、書いている自分でもかなり感じ悪い。
「Ｒマドリーの目安はサルガド」というのは私の持論だが、日本代表のバランスを計る目安は山田といっても良さそう。無理なく高い位置に陣取れる時はバランス良し、後追いになってヒーヒー自陣に戻っている時はバランス悪し。
