パロップのブログ

TVドキュメンタリーの記録は終了しました

『NHKスペシャル秀作選』「ヨーロッパ・ピクニック計画〜こうしてベルリンの壁は崩壊した」

8/20放送分
1993年3月10日初回放送、取材:徳永俊介(ベルリン支局)/河崎政詔/朝比奈正彦/橋本秀一、構成:山崎秋一郎/小谷亮太、制作統括:川良浩和
今回は見ていないが、資料的な意味で記録。「ピクニック計画」は1989年8月19日。初回放送当時に見た時は「凄い新事実の発見だ!」と展開にドキドキして内容を鵜呑みにしたものだが、今から考えると、創作はないにしても脚色(些細な事実を大きく取り上げ、よく知られた事実を過少に扱う事)は、ドキュメンタリーとしての面白さを追求するならば、当然あったのだろうと思う。
制作統括の川良浩和氏は、NHKドキュメンタリー制作の大御所らしい。以下にインタビューが掲載。
『新・調査情報』「基本は優れた「調査報道」だ」1997/5-6号(no.005)
http://www.tbs.co.jp/passingtime/9705/970502f.html
詰まらない話になるが、少し自分語り。これを見て大学で東欧史を勉強しようと思ったのだと記憶していたが、放送日はちょうど後期日程の真っ最中だから、理由は後付け。まあ大学に入ったら、当然の如く「東欧史を勉強するぜ!」なんて忘れる日々。1年過ぎて「自分は本当に東欧&歴史学が好きなのか?」と疑問に思ったので、1994年8月19日にショプロンへ行った。町では何の記念行事も行われていなかった。恐らく実際の会場になった国境近く(確か町から20キロ?離れていた)まで行けば、何かやっていたのかもしれないが、タクシー捕まえるとか住民に尋ねるとか、そういうのを含めてコミュニケーション能力&外国語能力の無さを実感した。