パロップのブログ

TVドキュメンタリーの記録は終了しました

『ダバディー流!驚き全仏テニスガイド』

WOWOW、6/1初回放送、90分
生放送と云うことで、せっかく取材した映像をうまく利用出来ず、グダグダになるのかと思いきや、人数を絞り(3人)、アットホームな雰囲気(遠藤愛氏のリラックスっぷり!)で上手く転がっていた点は良かった。放送当日夜に行われる事になった「セレーナ対スギヤマ」の良い宣伝にもなり、大会の中間日に放送という賭けにも勝った。拍手を送りたい。ただ「日本のテレビカメラが入るのは初めて」と宣伝こいた割に、「貴重感」はあまり出ていなかった。それとダバディー氏だけなのかフランス人の総意なのかは分からないが、ヒンギスが嫌いな事はよく伝わってきた。個人的には今さら目くじらを立てる気もないし、ダバディー氏にしたら「私が『そう思った』事を表明する自由はあるし、あなたが『それは違う』と思う自由もある。それがフランス流個人主義だから」と云った処だろう。しかし日本のテレビ放送でそれをやると、苦情がジャンジャン来そうだ。「今まであなたのファンでしたが、見損ないました」とか。トルシエ氏に『人間性』という言い回しを吹き込んだのはダバディー氏かもとか、サッカー界における『スペクタクル』という用語の発明者はティベール氏らしいが、実はフランス人の好きな言い回しなんじゃないだろうかとか、色々興味深かったが、保存版にする程ではなかった。というか、ルコントの場面、短すぎ!