パロップのブログ

TVドキュメンタリーの記録は終了しました

『名古屋対広島』『日本対イラン』

『名古屋対広島』。先週の井手口も含めてビロングもトゥーリオも下手すぎのミス多すぎ。久保は藤本からのパスが一番受けやすそうだから、セットで使え。
『日本対イラン』。例によって例の如くハーフタイムに居眠りを始めて起きると、1点入っている(後半12分)。がっくりしながら見ているうちに力尽き、目が覚めると日本が1点返している(後半45分)。ガックシ(もちろん起きてから録画した分を通して見たが)。大会始めは森崎兄さんが左で鈴木慶太が右という位置関係だったのが、段々と後方左気味に兄さん、前方右気味に鈴木だが、ともにピッチの両端までカバーするブラジル方式になっていたような気がする。それにしても鈴木はトラップも下手でパスも下手で北澤の時代に逆戻りした感もある。兄さん&阿部は立ち位置も役割も被るところがあってあまり機能していないようだったが、個人的にはペップとエルゲラが組んだ「ユーロ2000」フランス戦を彷彿とさせるので期待したい。試合開始前でも終了後のベンチでも兄さんと阿部がごにょごにょ話をしている。頭脳不明瞭な選手が多いチームのなかで、この2人だけ違う視野・世界が見えていて理解しあっていたのではないかと想像してみる。大久保は多分ドキュンだが、そのリスク・チャレンジ精神というか無謀さが逆に魅力なのだろう。大久保は兄さんに対し「何でチャレンジしないんだ!」と思い、兄さんは大久保に対し「何でそんなに無意味で無駄な動きをするんだ?」と思っていそうだ。元々攻撃の人と守備の人では発想が違うのだろうし、違いからこそ組み合わせて面白いのだろうが、ここまでくると戦術の共有が不可能なレベルのような。サッカー選手に対して「機械のような」という形容は誉め言葉にならないかもしれないが、兄さんには最大級の賛辞で「機械のような」といいたい。マルチナ・ヒンギスのようだ。ノー・ミスの美学。勝敗以上にプレースタイルの美学に拘っているように見える兄さんには、広島とともに2部へ落ちてもらい、勝利以外に意味のない世界でもう一歩泥臭いプレーを出来るようにした方が良いかもしれない。個人的には美学を貫いて欲しいが。