パロップのブログ

TVドキュメンタリーの記録は終了しました

自分の事

試合の途中で録画したまま仮眠。のつもりが、21時から1時半まで寝てしまって『サバイバー3』を見逃す。しかしこれは寝過ごしたというよりほぼ自殺行為で、放送している時間に起きてて見過ごすのは忍びないが、ワザと寝過ごす。実はあまり番組に関心がなくなっている時にとる方法。吉田戦車の漫画に出てきそうだ。
『ブラジル対トルコ』。ロナウド以降シェフチェンコやラウールのようないわゆる点取り屋は「最高のサッカー選手」の枠から外され、この4、5年、その座を争ってきたのは、ジダンフィーゴリバウド。それにちょっとだけベッカムジダンが神扱いなのはボールタッチ或いはトラップの部分であり、すごく得点力(ミドルであり、ヘディングであり)があるというわけではない。フィーゴはドリブル、ベッカムはクロスがそれぞれ神級。それに3人ともフリーキックの職人でもある。しかしこの3人、フリーキックと本人の持ち味以外はそれほどでもない。で、リバウド。小技系から大技系まで相当何でも出来るのだが、あまり評価が高くない、というか、その他の一芸級と同等なのは、ちょっと可哀想。無駄にすごいデニウソン、最後の場面でディフェンダー4人をぶち抜いてゴール前に迫っていたら、神になれたのに。サンパウロジュニーニョは構想から外れた模様。トルコ選手の個人レベルでの評価がイメージ出来ない。ハカン・シュキュールのトリノとんぼ帰り事件、ソシエダに渡った2人ほど全く活躍せず帰った騒動、イタリアのリーグ戦みてないのでインテルミランに渡ったトルコ人達が干されているのか試合に出るようになったのか分からない、などから想像しても結局よく分からない。フランスが異文化の融合だとしたら、トルコは世界(イギリス/ドイツ等)に散らばった民族の統合、この分だと、ハンガリーが他国領土にいるマジャール人をかき集める日も遠くない。
今のダニエラ・ハンチュコバは、ある意味最高点に到達しているような気がする。個人的には、今年の春より盛り上がっているわけではないし、よく見ると好みからは外れるわけだが、テレビ的・女子テニス的にはゾーンに突入している。顔の好みは千差万別なので、ここで感じるのはテレビの中での立ち絵の美しさなんだけど、純粋にアスリートとしての筋肉美ならウィリーズだろうし、いわゆる西洋的な「セクシー」ならピアースやシェットかもしれない。「アイドル」的な要素ならばアンナ=セルゲエヴナは外せない。しかし、アスリート的な機能美/過剰なセックス・アピール/ロリ体型などを保持していないにもかかわらず、何故か美しい。特に「自分は美しい/可愛い」ことを分かっているウェアを着ているにもかかわらず、「スポーツ界のキュート>キュートなスポーツ選手」というバランスを失っていない。こればっかりは本人が自覚しても努力しても、長期間維持することは出来ない気がする。テニス・プレイヤーとしての伸び代がどれほどあるかは分からないが、ランクが急激に上がっている瞬間、メディアに露出が増える瞬間にしか表れない美しさが生まれている。