パロップのブログ

TVドキュメンタリーの記録は終了しました

BS朝日「ACL第6節・浦項戦」

2010/4/27放送、実況:吉野真治、解説:川添孝一
試合自体は放送当日に見たが、気になる箇所もあったので珍しく見返そうと思っているうちに日が経ってしまった。

前半1分、得点シーン、相変わらずクワダの前へプレスをかける能力は異常。
6分、槙野/横竹/ナカジ/中林辺りでのボール回しは怖かった。今日は西川じゃないんだから。
8分、パスを出した後、自分が貰いたいスペースを腕で指しながらそこへ流れていくクワダの走り方が好きだ。大抵リターンは返ってこないけど。
10分、最終ラインの丸谷からチュンソン〜大崎と繋いだシーン、クワダが絶妙なタイミングで両CBの門を裏抜けする動きを見せたのに、大崎は予め決めていたであろう清水へのパスを選択。クワダへスルーパスを出した方がゴールへ直結したのにもったいない。パス出すギリギリまで最善の選択を探すのではなく、ボールを貰う前に次の判断を決めちゃっているのは若さか。
16分、ドリブルする大崎への「ジュンヤ出せ!」の声をマイクが拾う。石川か。
CKは右から内向きが清水。よく曲がる。逆は大崎が右足でショートコーナー
33分、相手ペナルティエリアに侵入しているクワダがマイナスにパスしたらずれて相手ボールに。カウンターを食らって後ろから追いかける。前掛かる広島サッカーでは一番やってはいけないプレー。
41分、クワダ(23歳)が「広島の未来を感じさせる」(@BS朝日)ゴールを決める。ちなみに若手を引っ張るキャプテン槙野は22歳。クワダといえば巧みに裏へ抜け出してGKとの1対1を外すことで定評があったのに。
44分、PKを取られる。抜け出した1トップを見ていたはずのナカジはあっさり裏を取られ、ナカジ右前の横竹はパスの出し手をプレッシャーをかけず、ナカジ左後ろの槙野はナカジにラインを揃えるわけでもなく深くポジションをとるという、三者三様にドジを踏んで中林に迷惑をかける。
後半1分、自陣での丸谷→クワダへのパスがずれてやや危険。前からプレッシャーを掛けられると、まだまだあわてるところはあるのはまあ仕方ない。高校時代のふれこみは「視野が広くてトップ下も出来るFW」という感じだったが、なるほど誰とも似てない感じ。ウソ、トモと丸谷の区別が全然付かなかった。若い人には分からないだろうけど、年を取ると一度間違って記憶してしまうと、記憶の上書き修正が出来なくて何度でも間違ってしまう。“マルヤ”じゃなくて“マルタニ”、よし、今度こそ覚えた。
8分、中林→石川→クワダ→清水〜ドリブルの過程で、清水のフォローを石川がしていたのが面白かった。トラップが流れて苦し紛れにクワダに預けてそのまま左サイドまで来ちゃった感じだったけど、このチームではそういうフレキシブルさは買ってもらえるからドンドンやれ。
12分、ナカジのヌルヌルしたドリブルが何故かとられないのは、相変わらず笑える。
21分、大崎の独走、意外に加速しない。本人は90分やりたかったみたいだけど、これを見ると疲労で限界だったのだろう。

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