パロップのブログ

TVドキュメンタリーの記録は終了しました

「ハイビジョン特集」サイトが改善

先月、NHKハイビジョン特集」のサイト(http://www.nhk.or.jp/bs/hvsp/index.html)を「初回放送と再放送の区別もつかない糞サイト」とこき下ろしたが(http://d.hatena.ne.jp/palop/20070329)、いつの間にか非常に見易くなっている。素晴らしい。
また4/30〜5/2まで3回にわたって放送される「この国を見つめ」シリーズの説明文を読むと、

ドキュメンタリー番組にありがちだった時事的、説明的コメント、客観中立的演出を排し「作り手の強烈な個人的視点」「実験的手法」に重点を置き、現代日本をディレクターの個性で描く。

と、ディレクターの固有名詞を全面に押し出す姿勢を打ち出している。もちろんこれは外部の映像作家を招聘しているからこその特別扱いなのかもしれない。個人的にはNHK内部のディレクターが制作する場合でも、このくらい個人の視点を打ち出して欲しいが、NHKドキュメンタリーが「左過ぎる」「いや右過ぎだ」とか「権力の犬だ」「いや反体制擁護だ」と云った論争はともかく、番組を外部にアピールする姿勢に変わってきたのは素直に評価したい。ただ、目玉番組であるはずの「この国を見つめ」シリーズの初回「男と女の民主主義」を、今日(4/26)深夜の枠で先行放送した理由は、よく分からない。