パロップのブログ

TVドキュメンタリーの記録は終了しました

自分の事

いつもは3時半に寝て11時に起きるような生活をしているが、昨日はハロワの認定日だったので久しぶりに早起きしたら、その夜は早めに眠気が襲ってきたので22時に就寝した結果、今日は5時半に目が覚めた。自分にとっての自然な睡眠時間は大体7〜8時間というのが結論。
テレビを付けっぱなしにしていたら『とくダネ!』枠でガッタスが出演しているすかいらーくのCMが流れてたのだが、古いメンバーのままなのはありなのか。
アマゾンからメアリー・チェイピン・カーペンター(MCC)の新譜が届く。一通り聴いた限りではここ2〜3作の吟遊詩人風から初期のポップカントリーに回帰しているようで、個人的には聴き易い。楽器の音も増えて孤高な印象が消えたような。MCCの泥臭さはテネシールイジアナ辺りのカントリーではなく、カナダ国境バーモント辺りのカントリーっぽい、何となく。それにしても、前作はいきなり紙製ジャケットで「エコっぽさ、ここに極まれリ」という感じだったのが、インディーズに行ってプラスチックケースに戻るとはどういうことだ。それから9曲目の“On with the Song”の歌詞カードには“For the Dixie Chicks”とある。歌詞の意味は分からないが連帯&励ましソングなんだと思う。
「中古は定価の3分の1以下でないと買ってはいけない」マイルールをクリアしたベリエの1stを捕獲出来た。なかなか見つからなかった『ハピネス』も別の店で捕獲して『笑っちゃおうよ〜』までのシングルがようやく揃った。とにかくアルバムにまともな未発表曲が多くて、改めて2004年前半のつんく氏はベリエに全力投球だったことを思い知らされた。アルバム曲の中では『安心感』をわずかに上回って『恋はひっぱりだこ』が一番好き。
近田春夫『考えるヒット3』を中古で買って飛ばし読み。題材は1999年、『LOVE〜Destiny〜』(4/14)『ガタメキラ』(6/23)『ふるさと』(7/14)『LOVEマシーン』(9/9)『TOUCH ME』(11/3)『ちょこっとLOVE』(11/25)と、つんくプロデュースへの予言的な絶賛が並んでいるのも面白いが、より唸らされたのは香田晋への評価。「声が古臭かった」「明るいけれど、力強いけれど、どこかもの悲しさのある」「歌っている時にカラダの表現するビート感が、述べてきたようなアナクロな持ち味と対極的に「今」のもの」等々。最近の芸能人カラオケ大会で聴いた香田の『粉雪』に「単なる上手い演歌歌手のカラオケ」以上の面白さを感じた理由の一端が分かったような気がする。続けて近田氏は伸び悩んでいる香田で聴きたい路線を「馬鹿バカしいほどに晴ればれとした調子のものである。そして、リズムだけのバックトラックを配する。イメージとしては『旅姿三人男』をベックのようなアレンジでやる」と書いている。「香田は10年早かったプロトタイプ氷川きよしだったのか」と思い至って検索してみたら、やはりというか『箱根八里の半次郎』の発売は2000年2月だった。氷川きよしという満点の解答を知った後では、香田がチャンスの前髪をつかみ損ねたことは明白過ぎて、将来の可能性について語る言葉などなかろう。それにしても、歌謡曲から分化した演歌とJポップを再統合出来る稀有な才能をこのまま埋もれさせるのは惜しい。いっそちょっと面白い歌謡曲を作ることに長け、歌手として生きる覚悟さえあれば売れなくても雇用し続けることに定評があるアップフロント(或いは香西かおり事務所)預かりでもすればよいのに。代わりにサトタを紳助軍団預かりということで。