パロップのブログ

TVドキュメンタリーの記録は終了しました

WOWOW『デンマーク対チェコ』

2004/6/28放送
足の親指を蚊に刺されて午前3時に目が覚めたので、今大会初めてリアルタイムで視聴。終了後、5時半から二度寝したけど、昼間中眠い。
前半はある意味戦前の予想通り、デンマークにサイドを制圧される。チェコはわざとひいてデンマークの攻撃を受けたという説もあるが、ポボルスキが単純な壁パスで裏突かれたりしていたので、単に入り方を間違えたっぽい。
いつもは1トップにバロシュ、その後ろでコラーがチェイシング担当という感じだが、この試合はバロシュも中央で構えるコラーの左右でチェイシングに参加、ネドヴェドも中に絞らず左サイドにほぼ固定してディフェンスを担当していた。しかしヤンクロがグロンキアにやられ気味ということでガラセクが左サイドのヤンクロの前でディフェンス。ロシツキがやや前へ、ネドヴェドもやや中へ。
イラネクが負傷した時、グリゲラも体調不良という噂だったので、ポボルスキを右SBに下げてハインツを右SHに入れたら面白いかもと思ったが、普通0対0の状態からそんなギャンブルをするわけがない。グリゲラはほぼ守備に専念してグッジョブ。それからビデオで2点目のゴールを見直したら、グリゲラが珍しく上がっていた。これもグッジョブ。
遂にポボルスキがアディダス新魔球の蹴り方を会得、少なくともプレースキックは。終了間際のオサレループは、かけ損ないだったのか、ロテイロ風ミスかは不明だが、決勝でポルトガルに当たる事を信じて8年前の再現を祈る。
ネドヴェドのいかにも相手を誘ったウソっぽい倒れ方はイタリア暮らしの賜物だろう。
グループリーグで3試合連続ゴールを決めた時、本来ならば「バロシュの大会」になってもおかしくないと思ったが、残念だけど今大会は「ルーニーの大会」になった。今後、バロシュが得点を重ねても、大会前半のインパクトには叶わない。というかルーニーより5歳ほど年上なんだから、これくらいはやって当然。そう考えただけでもルーニーは凄いな。
ギリシアは2トップにマンマークをつける事が予想されるが、個人的にはネドヴェドはセンターを基本に、もう少し自由を与えて欲しい。