パロップのブログ

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自分の事

万歩書店Tiffanyの“the color of silence”を1200円で買う。以前からブツを見つけてはいたが、ちゃんとした正規のレコード屋で日本盤を買って次のアルバムが発売されるようにお布施をしようと思っていて、先週の土曜日あたりから探していたのだが、発売から1年も経った売れない商品はすぐに撤去されるようだ。アマゾンなんかを見ると扱っているようだが、注文したら「実は在庫切れです」と判明しそうだし、面倒なので申し訳ないが中古で買った。しかし日本盤を出しているゾンバ・レコーズ(http://www.zomba.jp/)とは何者だろう。アメリカJIVE傘下で、ブリトニーなんかを持っているからインチキ会社ではないようだが、公式ページのTiffanyは閉鎖しているようだし、廃盤にしちまったくさい。中のレビューもひどく、内本順一とかいうライターは、“New Inside”の後に“Dreams Never Die”が出ているのも知らず、「通算4枚目のアルバム」とか書いてやんの。80年代音楽を勉強し直してこい。肝心の音楽だが、彼女のルーツであるカントリー・ロックと5年くらいずれたR&Bの間を迷走している。表現力も別段上がっているわけでもないが、それは彼女が如何に天才少女だったかを表しているのかもしれない。実は、結構好きな路線だったりする。
ドーソンズ・クリーク』「4-18」(11/5放送分)。例えば、アメフトのクォーターバックチアリーダーが高校時代にちやほやされて結婚した揚げ句、片田舎で不幸せに暮らす、という映画が、私(日本人)にはあまりリアルに迫ってこないのとは対照的に、この4シーズンの間、人気者グループの一員ではないけれど、面白くて頭がきれる奴=ペイシーという話を見せられ、結局彼が片田舎から出られないという閉塞感はとてもリアル。同じようにハイスクールで写真好きだったり、生物好きだったりしてイケてる子達から笑われている地味な男の子が、その専門性・趣味性故にヒーローになるという映画はいくつか見たような気もするが。ドラマの方は、トラウマキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!、妊娠騒ぎキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!、と確実にアメリカ長期ドラマらしい糞な展開になりつつある。この4シーズンで卒業し、完結するならば、かろうじてケビン・ウィリアムソンの世界観を維持出来たといえるだろうが、本国では第6シーズン突入らしい(劇中、WTCが出てきたから、気になって調べた)。視聴率のためなら何でもありの糞ドラマになっている予感。