パロップのブログ

TVドキュメンタリーの記録は終了しました

自分の事

数ヶ月ぶりにタワーレコードに行ったら、Amy Grantの新譜が出ていた。ダブル不倫の末に再婚したVince Gillがすっかりプロデューサーで私のハートはモヤモヤ病気味だが、素直に聞きたくもある。他に『噂の真相』がナンシー関追悼特集。
それからサントラコーナーで『24 Hour Party People』を試聴する。90年代初めのマンチェが舞台で、ハッピー・マンデイズやニュー・オーダーかかりまくり。ロッキン・オンとか「俺たちの映画だ」と騒ぎそうだが、監督マイケル・ウィンターボトムは当時の風俗を描写した思い出映画をとるタイプではなく、当時を単なる舞台装置として、ひたすら自分の内面に向かう映画を撮って、見に来た人を困らせるような気がする。当時の自分は、もう高校生から大学生だったわけで、自分に好奇心と勇気があれば、同時代的にコミット出来たはずだなあ、と考えてみる。そこから連想するに、チェコポーランドの89年イベントの際、自分は中学生だったから「もう10年早く生まれていれば、自分の事として関わったかもしれないのになあ」という言い訳がましいことを頭で作っていたわけだが、仮に自分が同時代人だったとしても、多分遠巻きにしていただけだろうことに気付いてしまうと、虚しくなる。リアムタイムでないってことは、ある意味、最高のエクスキューズ。
自分ちでとれた鹿の糞程度のジャガイモ収穫祭。シチューにしてみる。意外に美味しいのだが、残り物で作るから、二度と同じ顔触れの中身にならない罠。
『日本対トルコ』。正直、出会い頭に1点取られた以外は、かなり良い出来だった気がする。きっちり引いて守る強豪トルコにあれだけチャンスを作ったのだから、見事なもの。ほとんどの日本人はエスパニョールやボルトンの会長並みにしか普段の西澤のプレーを見たことがないと思うのだが、本人にとっては最高の出来に近いような。みんな「盲腸で手術したくせに」という先入観にとらわれすぎ。アレックスもいつものように左にはっているだけでなく、いろいろ顔を出し、守備をしないノヴィーユといった風情だった。2人それぞれの出来は良くても距離感だなんだで点が入りそうな予感はしなかったが。後半は中盤を制圧しているからゴール前が足りないわけで、FW1人増やして中盤スカスカになったら「バランス崩しやがって」と言われるし、DF削ってFW投入した後に失点したら「あのまま良い感じに攻めていたらそのうちに点が入ったのに、無理に攻め急いだために2点目を取られて万事休す」と書かれる。まあ、全て結果論。
第45回totoの結果:1口100円で4当9外。今回は1等当選者なし。