パロップのブログ

TVドキュメンタリーの記録は終了しました

Jsports「第25節・京都サンガ戦」

2010/10/3放送、実況:君崎滋、解説:本並健治
3月のサニックス杯では宗近/砂川/井波欠けの試合しか見ていないので、テレビとはいえ本気のユースを年1度は見ておける幸せ(宗近は去年のJユース杯in鳥栖で見たから良しとしよう)。スペイン通ジャーナリストの小澤氏も評価していた野津田と平田を見るのが楽しみだったけど、平田だけになりそうなのは少し残念。
最近のナカノンが「ユース時代の槙野は普通のCBだったけど、毎日たゆまぬキックの練習をして今みたいにFKもパスも出来る選手になった」と書きまくっているのは、「宗近にチャンスを!」と暗に言っているように思えるが、たぶん穿ち過ぎだろう。
サカダイ掲載のアオのインタビュー。攻撃時に最終ラインへ入るのはやはり本意ではなく、カズを後ろ、自分は前へ推進する2009年前半の形が一番気にいっているようだった。それから「J2でプレーしたことで経験出来たこともある」みたいな発言が皆無だったのも面白かった。まあ、2007年の時点で試合に出る経験は積んでたわけで、J2がとっとと通過すべき回り道だったのは間違いない。しかし今振り返っても1人守備的MFは無茶だったと思う。服部から駒野までピッチの横幅一杯を1人でカバーリングしてたもんな。3バックの高さ・強さ問題よりそっちの方が無理目だった印象がある。

1点目の前、ファールを取られた水本に声をかけるアオの姿に少し和む。水本/伊野波/青山直の3バックは五輪代表史上でも屈指の強さだったろうし、細貝/アオをプラスした守備ユニットも好きだった。
13分、カクテヒが大きくクリアしたハイボールを跳ね返さず足元でコントロールして西川に返す横竹のメンタリティはDFじゃない。少しでもミスって相手にかっさらわれたらGKと1対1になる危険な行為だが、自信があるのだろう。ミシャの評価がストッパーとして横竹>森脇、WBとしてミカ=山岸>森脇=服部になりつつあるかもしれない今、森脇は頑張りどころ。
16分、アオのヘッド→一誠→ハギーの回し蹴りスルーパス→チュンソンの流れは最高に美しかった。チュンソンが決めていれば月間ゴール賞レベル。
久しぶりにスイーパーから中盤に入ったナカジは普通に前線へ顔出すからあまり意外性がないというか、ぶっちゃけ笑いの要素が足りない。今日のハイライトは、3点目を生んだギシさんへの素晴らしいロングフィードといいたいところだが、やはり65分のドフリーで目の前の相手に出した自殺パスが面白過ぎた。
一誠は和製ディエゴ。2シャドーへのマークが緩い相手だと割と好き放題出来て楽しい試合になる。本日の「イッセー!イッセー!」のコーナーは、57分の森脇へのパスシーン。ゴールへの最短距離である中央のチュンソンか、すぐ右傍をオーバーラップしているアオにパスすればチャンスになったのに、わざわざマークが付いているサイドの森脇に出したのが、よほど腹に据えかねたのかミシャ。72分のハギーへのパスがカットされた後、杉浦通訳の「イッセー帰れ、イッセー走れ!」もかなり面白かった。
槙野が83分45秒にハーフラインを越えた後(その15秒後、入れ替わり服部がDFラインに戻る)、84分30秒にテクニカルなシュートを放つまで前に残りっ放しだった件。余裕があれば2人の判断でワイドレシーバーの役割を交代してもいい約束事っぽい。
試合終了後、残留争いをしているクラブの監督に対して何故か上から目線で「あなたは良い仕事をしている。下に落ちるチームではない」みたいなことを耳元で囁くのが好きなミシャだが、テレビ画面を見る限り秋田監督にはさらっと流した。良い仕事をしてないみたいじゃないか。

気になることをメモっとく。

559 名前:U-名無しさん@実況はサッカーch[sage] 投稿日:2010/10/03(日) 23:15:00 id:w9iAGL6x0
ミシャがいつぞやのΣで理想形として語ってたのがリベロが完全に中盤に入って仕事する2-6-2じゃなかったっけ
イメージはユーロ96のドイツとか

ストヤノフがザマーで、カズがアイルツと置き換えれば、全て合点がいく。そして、俺が『紫熊倶楽部』を読んでいないこともバレバレ。仕事が見つかったら定期購読するから許して。

第474回totoは、3ダブル800円で13分の7当たり。