パロップのブログ

TVドキュメンタリーの記録は終了しました

Jsports1「第8節・名古屋グランパス戦」

2009/4/29放送、実況:西岡明彦、解説:山本昌邦
今日は福岡×札幌を観に行った。ナイトマッチは光線が綺麗で心踊る。試合を最後まで観てから歩いて家に戻ってBS1Jリーグタイム』の開始に間に合うという素晴らしい日常。
アビスパに関してはまだアウェーの試合をテレビでチェックする程の思い入れがないので、隔週でホームの試合を観ても自分の中で物語が生まれない。どちらかといえば、アウェーチームを総ざらいする感じ。サンフレッチェを見る時は逆で、サンフの11人を追うのに手一杯で対戦相手の寸評は無理。
とはいえ、この試合の福岡は前節アウェー戦からマイナーチェンジしたらしいので、福岡側も見なくてはならなかった。スズキジュンとウェリントンが外され、ミヤハラとナカハライが加わった。時計の針を戻す割にあまりカンフル剤にはなっていない。個人的にはジョーゴとジャンボも外していいだろうと思う。ハライは問題のシーンの2つくらい前からピッチ各地で小競合いを誘発しそうな高い肘上げとかハードタックルを連発していた。相手を1人追い込んでチームには貢献しているのだろうけど、ゲームそのものを台無しにしてサッカーの神様からは嫌われるだろう。まあこっちはアウェイ側視点でレベスタに通うことに罪の意識を感じなくて済むから有り難いが。最後は「ロスタイムに札幌がFKからゴールを上げたら劇的だ」と期待していたことを否定しない。
家に帰ったら上のようなことを書こうと思いつつ、問題のシーンは自分が観ていたアウェイゴール裏(に隣接するホームゴール裏)からはかなり遠かったし、何が起きたか正確には分かっていない。(その前の前から考えると自業自得だとはいえ)当該場面ではハライは本当の被害者かもしれない。イメージで決めつけてはいかん。そう戒めていたが、ネットでチェックしたらニシの顔を蹴った上にダニルソンにやられたのも演技だったらしい。これで安心して批判出来る。
札幌はアフリカ系3人を擁して石崎監督らしいフィジカル重視のサッカーをするのかと思ったら、3人とも足下が貰うのが好きでボールを貰ってから張り切るタイプで、爆発的な身体能力でチームを活性化させるタイプではなかった。ダニルソンが退場して10人になってからの方が2人ともカウンターに割り切って精力的になっていた。全体的に守→攻への切り替えは速かったけど、逆はそうでもなかった。連戦の疲れもあるのだろうが、それほどプレスをかけて積極的にボールを奪いに行く感じではなかった。
札幌はサイドバックが攻めに上がると、逆サイドが絞ってCBになる。西嶋&吉弘とユタカがマッチアップしているのを見ると、2003年頃のサンフ紅白戦のようだ。吉弘は試合前のアップでコーチから緩いボールを上げてもらってヘディングでクリアする練習をずっとしていた。戸田さんも同じようなことをしていた記憶があるけど直伝されたか。西嶋はずっと細身の天才型レフティMFからコンバートされたのだと思っていたが、今日よく観ていたら蹴り足はほとんど右だった。何で左サイド専属なんだろう。

試合当日に放送があったので、久々に結果情報を遮断して見た。結果を知ってからだと見るのがしんどい内容だったかもしれない。
意外にダヴィとは初対戦だったりするかも。あれほど反則レベルの選手だったとは知らなかった。森脇も頑張ってはいたが苦戦は否めなかったし、それ以上にダヴィと中島のマッチアップはヒヤヒヤものだった。
確かCKの守備は槙野とマスカワ、中島とムァキ、森脇とマヤヤ、よってカズとダヴィのところが危う過ぎ。

5/1放送の『百年旅行』はモンテディオ山形の運営担当者。久しぶりに地方で頑張る裏方の正統派物語。カラーボールの使用はレフェリーやマッチコミッショナリーが決めるのではなく、事務方が決めるものだったとは知らなかった。