パロップのブログ

TVドキュメンタリーの記録は終了しました

自分の事

タハラ×ナギラのオレ的ベストバウトに期待して福岡×湘南を観に行くが、前半は向こう側で豆粒のようだし、こっち側に来た後半はナギラとサザビーでマークを受け渡しているし、タハラは60分過ぎから疲労しているしで、あまり2人の対決に見所はなかった。それでもゴールキックからの競り合いはほとんど勝っていたし、妙にドリブルやパスも巧いしで、やはりタハラは面白い。最後のプレー、ライン際で副審に文句を言いながら水を飲み、大急ぎでゴール前へ走り戻り、こぼれ玉をキープして反転シュートを打つ所までずっと目で追っていた甲斐があるゴールを見ることが出来て良かった。アビスパはやばい。2つの失点自体はミス絡みの“安い失点”(Cミシャ)だったけど、攻撃に見るべきもの無し。中盤で快適にボールは動かせるけど、裏に飛び出す選手はいないし、裏にボールが出ることもない。先制されたらかるーくゲームをコントロールされてしまう様は、小野剛時代の広島に似ていた。それなりに選手は固定されつつコンビも熟成されているので伸び代を感じない。クラブが象徴にしたがっているジャンボ/ジョーゴ/スズキジュンの所に優良助っ人を入れないと戦力の上積みがなされないだろう所も痛い。仮にミヤハラ/ハライ/クドウを入れて少し上向いても長期的には寂しい感じがする。特にスズキジュンは前半の2失点目に絡んでしまい、観ているこっちも「そもそも今日は調子悪そうだし交代か?」「いやいや、期待の若手ならこういう時こそ継続して使ってリバウンドメンタリティを養わないと…」の狭間で悩んだので、あっさり前半で下げられたのは納得だけど残念。
鶏肉料理のネタが尽きたので炊き込み御飯にしてみたら、意外なほど美味しかった。
最初の独り暮らしの頃だから恐らく10数年使っていたアルミホイル(25m)を遂に使い切った。魚を焼く時くらいしか使い道が無かったとはいえ、家にある消耗品では現役最高齢だったはず。感慨深い。
WOWOWで放送された『ナイロビの蜂』を見る。視聴理由:メイレレスという単語の響きが好き、レイフ・ファインズが好き、ビル・ナイも好き。視聴結果:『憎しみ』以来10数年振りにユベール・クンデを見る。ピート・ポスルスウェイトにも久しぶり。そしてレイチェル・ワイズは老けて見えたり幼く見えたり色々だが、今回は凄くキュートだった。内容は『ダーウィンの悪夢』×『イギリス人の患者』。社会派系にエンタメ精神/サービス精神を盛り込むのは結構だが、ジャンジャウィードまで絡めるのは正直やり過ぎの感。主人公の事なかれ主義外交官が真相を追ううちに人間的に変わっていくことで深みが出たというべきか焦点がぼけたというべきかは難しい。本来のミステリーとかサスペンスというのは主人公が元々持っている能力を活かして謎を解決したり困難を乗り越えたり出来るように設定されているから楽しめるのであり、「外交官という仕事は目の前の一人を助けるわけにはいかない」と庭いじりに逃避していた主人公が目の前の一人を助けようとするところで初めて現実の大変さを知るという回りくどい成長物語を混ぜるとサスペンスの明解さが曖昧になるということを今さらながら知る。自然を撮った映像はアフリカに行きたくなるくらい綺麗だった。来月1日はケイトの『レボリューショナリー〜』とキーラの『ある公爵〜』とどっちを観に行こうか迷っているのだが、この映画を見てキーラ×レイフの後者に傾きつつある。