パロップのブログ

TVドキュメンタリーの記録は終了しました

自分の事

6/20,21に再放送されたBS2『ドクトル・ジバゴ』前後編をキーラ・ナイトレイ目当てに見る。たまにケイト・ウィンスレットナタリー・ポートマンの良いとこどりをしたような輝きを感じる時もあるのだけれど、フランス系ロシア人に扮するとユマ・サーマンのようでもあり、正直この作品では微妙だった。今後とも自分のお気に入りとなるかは『高慢と偏見』を見るまで保留。話の内容はノーベル賞作品原作といわなければ昼メロと大差ない上に、お節介おばさんがユーリとトーニャの結婚を約束させて運命の歯車が狂い出すまで退屈だし、独露戦の最前線でユーリとラーラが偶然出会うまでは昼メロですらない。これでラーラに置き去りにされたカーチャがコマロフスキーとくっ付いたら『ベルリンの秋』並みのメロドラマ。一方通行の愛より建前の家族を大切にしろよと孤独な自分は思わなくもない。白樺の森は美しい。人生の中でいつか行ってみたい所といえば、モスクワの玉葱教会とかサマルカンドのモスクとか沢山あるが、ベラルーシの底なし沼に首まで浸かって死にかけるというのもいつか叶えたい。