パロップのブログ

TVドキュメンタリーの記録は終了しました

自分の事

9/17放送の『BS世界のドキュメンタリー』「それは9.11から始まった」(2006年・WGBH制作)を消化。ロン・サスキンド、ジェームズ・マン、ボブ・ウッドワード、ジェームズ・バムフォード、ワシントン・ポスト誌のダナ・プリースト、ニューヨーカー誌のスティーブ・コール(検索すると元ワシントン・ポスト誌)、ワシントン・ポスト誌のロビン・ライトと、9.11〜イラク戦争に関する調査報道で知られるジャーナリストがインタビューで総出演。後はCIA関係者がインタビューに答えていたが、国防総省側からは無し。最後に「チェイニーとテネットは取材拒否」とコメントされたが、国防総省陣営ならば、赤いネクタイでお馴染みのウォルフォウィッツとか悪びれずにテレビの前に出てきそうだし、過去のインタビュー映像すら出さなかったのは少し解せない。WGBHが過去に制作した番組で見た記憶がある既出映像も混じっていたようだが、2003年から2001年の世界を見下ろすのと、2006年から2001年のそれを見下ろすのでは視界も異なるだろうし、映像毎に〈○○年取材〉というテロップは欲しいところ。話題の「国家情報評価」について最近の具体例を知ることが出来たのは収穫。本番組で初めて知った腹立たしい事実は、アフガン戦争の途中で精鋭部隊をイラクへ移していたこと。せめてアフガンの方だけでもきちっと片を付けておけば、今NATOを巻き込んでグダグダになっていなかったかもしれない。