パロップのブログ

TVドキュメンタリーの記録は終了しました

BS2『アクターズ・スタジオ・インタビュー』「ラッセル・クロウ自らを語る」

2004/7/2放送、50分、制作:ブラボーTV/ザ・モーメント・プロダクションズ(2003年)
人物紹介:NZウェリントン出身、母方の祖父は映画のカメラマン、母方はスコットランド系とマオリ系の混血、4歳でオーストラリアへ移住、両親がテレビ局へのケータリング業、シドニーの高校で毎週演劇活動、両親がオークランドへ戻って酒場兼ホテル業、友人とモッズバンド組む、16歳でナイトクラブでDJのアルバイト、舞台『ロッキー・ホラー・ショー』で役者に
番組内で上がった映画:『プルーフ(PROOF)』(初の映画賞受賞)、『ハーケンクロイツ』(ネオナチのリーダー)、『人生は上々だ!』(フットボールを愛するゲイの配管工)、『L.A.コンフィデンシャル』(ハンソンが『ハーケンクロイツ』をみて依頼)、『インサイダー』(実在の本人に頼る役作りはしたくない)、『グラディエーター』(脚本未完成の状態で撮影入り)、『ビューティフル・マインド』(本人に会う)、『マスター・アンド・コマンダー』(ピーター・ウィアー監督、アクション映画ではなく人間ドラマ)
演技論:演劇学校に通った事がないので実地で自己流。リサーチ好き、外見からの役作りは大切。決断は早く、でも頭は柔軟に、そして間違っていると思ったら見直しは早く。監督には正直さを求める。
両親は事業で破産、自分の元に呼び寄せたかったが、『ミステリー・アラスカ』(1998年)までは本人も大赤字で無理、今はNZに牧場(両親と兄が運営)
本人は「大勢の芸能人と同様、自分も内向的であり舞台に出たがりでもある」といっているが、話を聞く限り、分裂的な部分、狂気の部分は皆無。常識人で、はしゃぐ陽気さもあり、俳優としての自分を客観視出来ている。役作りにこだわるくらいの事は単に「仕事熱心だな」の証拠で、狂気でも何でもない。トム・クルーズに似たタイプか。
オージー経歴ネタの最後に「この次にシャロン・ストーンとキスシーンがある」という話をしていたが、『クイック&デッド』から『L.A.コンフィデンシャル』までは見事に抹殺された歴史。