パロップのブログ

主にTVドキュメンタリーを記録します

自分の事

『ホース・ウィスパラー』の原作が本国でヒットし、レッドフォードが映画化しようと動いていた頃、最初の娘役候補はポートマンだったけど、確か舞台『アンネの日記』と撮影の日程が被ったので降り、代わりに無名だったヨハンソンが抜擢されたという記事を当時の映画雑誌で読んだ記憶がある。その2人が共演し、しかも母親役にはスコット=トーマス! 何という因縁!というわけで、この前東京へ行った時に『ブーリン家の姉妹』をみたが、まず中世人の心性が理解不能、それからイギリス人の心性が理解不能、もちろん女性の心性は理解不能の三重苦で、話の筋は把握しているのに何が起きているのかは理解出来ていないという苦しみを味わった。そもそも権力バランス的にはゴリアテ(ヘンリー)に挑むダビデ(ブーリン姉)なんだから、ブーリン姉がそれを理解しつつも敢えて絶望的な戦いに挑んでいるのか、それともフランス仕込みの知恵でゴリアテを倒せると本気で考えているのか、そこからして分からなかった。それから言葉遣いが気になった。映画の原作自体が現代の作家によるもので、古語とか使っていないのだろうから問題ないのかもしれないが、ポートマンの喋りはいつものユダヤ系ニューヨーカー英語そのものだったような気がして、ヨハンソンともども若い2人の演技が軽く感じた。その結果、キャサリンオブアラゴンの凛々しさだけが印象に残った。エンドクレジットを観察して「アナ・トレントってどっかで聞いた事があるな。きっと有名な演技派女優なんだろうな」と思っていたが、検索したら確かにどこかで一度は耳にしたはずの名前だったが、恐らく演技派とは別の理由から有名だったと判明。『ポネット』の女の子は元気にしているだろうか。