パロップのブログ

TVドキュメンタリーの記録は終了しました

自分の事

いつか読もうと新古書店の100円コーナーで買ったサッカー関係の本を、読まないまま廃品回収に出したった。とりあえずアマゾンのマーケットプレイスで1円の値がついていたのは放逐。
WOWOWで2/29放送の『ヘンダーソン夫人の贈り物』を見る。両大戦間期のイギリスが舞台だからか、オリジナルスコアがポアロっぽい。秘密に関するネタバレを一つするが、ユダヤ人=割礼という連想は日本人には難易度が高い。「芸術家が率先して国の戦争遂行政策に加担し、戦争に駆り出される無知で貧しい労働者階級の戦意を高揚させる行動を肯定的に描いた映画が、イラク侵攻下のイギリスで制作された意図は明白で、スクリーンから軍靴の音が聞こえてくる」みたいな映画評を書く雑誌はあっただろうか。
ウォン・カーウァイ×ナタリー・ポートマンと聞けば、観に行かないわけにはいかない。いつもの「なんちゃら賞を取った」といった前評判を聞かないということは失敗作なのかもしれないが、アントニア・バードの『マッド・ラブ』とかダニー・ボイルの『普通じゃない』とか、米国へ渡った個性派監督による牙を抜かれた作品が自分は大好物なので、とても楽しみにしている。