パロップのブログ

TVドキュメンタリーの記録は終了しました

自称サバティカル宣言  

 

6月末で会社を辞めた。「会社を辞めたらサバティカルにならないじゃん」とおっしゃるそこのあなた、ごもっとも。だがちょっと待ってほしい。約7年強、介護労働者として働いて、介護福祉士とケアマネの資格を取った。求人倍率をみれば、圧倒的な売り手市場。43歳のおっさんなれど、さすがに介護労働職ならば明日にも見つかるだろう。そう考えると、自分が希望する期間だけ休んで好きなことが出来る。これは実質サバティカルといって差し支えないのではないか。

なぜ会社を辞めたのかといえば、やりたい事としなければならない事が溜まっているからで、会社自体はなかなか働きやすい良い会社だった。やりたい事としなければならない事の内容は後述するけれど、はっきり言って全然大した事ではない。まともな社会人ならば休日にでも軽くこなして消化しているだろう事ばかり。まともな社会人というのは、賃労働して、家庭を経営して、さらに自分の時間を作って、と上手く時間を配分して暮らしている人々の事。ところが私こと43歳独身おっさんは仕事と自分の時間しかないのにこれをこなせていない。夜勤明けの次の日も15時くらいまでダラダラとネットしてテレビを見ている間に過ぎていく。自分の時間すら確保できていない。他人と比較して時間の使い方が下手で効率が悪い事を認めるのはつらいところだが、現実に出来ていないのだからそこは自分と向き合わなければならない。さあ、向き合ってみた。とりあえず1~2年は遊んで暮らせる貯金があり、借金はない、養う家族もない、体力は今後ますます落ちていくだろう。時間と財力と体力を天秤にかけて出た結論は、いま最も優先順位の低い事が賃労働だった。

介護福祉関係の仕事をしている人はわかるかもしれないが「よーし、定年になったら本を読んだり映画を観たり旅行に行ったり好きな事をするぞ」みたいな空手形はあまり信用できなくなる。脳梗塞心筋梗塞でフィジカル的に行動が制限されるというのももちろんあるし、利用者様と会話してても「以前は絵を描かれていたそうですね」「もう手が震えちゃって描きたくない」とか「読書がお好きだそうですね」「もう目がショボショボしちゃって」みたいな感じで、細かい衰えも無視できないし、何より気力や好奇心が落ちちゃうのが怖い。職業病として「今したい事は今しとかないと」という刹那的な生き方になりやすい傾向はあるのではないか。

 

やりたい事としなければならない事

その1 マットレスを買いたい

腰が痛い。職業病というよりは部活でインチキ手抜き腹筋をしていた学生の頃からの慢性。現在はフローリングの上に布団を敷いて寝ているが中年の体に良いとは思えない。ベッド入れてマットレス敷いて安眠したい。腰痛には低反発が良いのか高反発が良いのか研究もしたい。だがそもそも部屋が狭い。ベッドが入る気がしない。部屋の物を片付けたい。

 

その2 テレビ、テレビ台を処分したい

2006年に買ったブラウン管テレビがこれまたでかいテレビ台の上に鎮座している。テレビそのものを買い替えるのはそう難しくないが、テレビを替えるといま繋いでいるハードディスクレコーダーも処分しないといけないだろう。録画したまま放置している番組をDVD-RAMに吸い出したい。本当をいえば、テレビもアマゾンなんちゃらやらスマートなんちゃらやらスペックを比較して、熟考して買い替えたい。

 

その3 本を処分したい

まあ自己顕示欲的にずっと手元に置いておきたい本というのもそれなりにあるが、一度読んでしまえばよいタイプの本まで積んだままで居室の一部を専有している事実は許しがたい。コピーした論文など紙類は迅速に片づけたいが、パソコンで論文読むの苦手なんだなこれが。タブレットなどにも習熟しなければならない。

 

その4 CDを処分したい

リッピングしてフィジカルは処分してしまってスペースを作りだしたい。もっとも最安値をにらみながらアマゾンUKからわざわざ購入したようなものは手放しがたいのも事実。とはいえスペース問題で一番手を付けやすい、成果が見えやすいのはCDの処分だろう。

 

その5 オンラインストレージを選びたい

リッピングしたりスキャニングしたりしたところで、パソコンの中に入れておいたり外付けハードディスクに入れておいたりするとある日突然データがとんだりしそうなのでオンラインストレージの有料版を使って大容量を保存したいけど、OneDriveだのGoogleDriveだのDropboxだのあってどれを使えばいいか比較検討したい。というかむしろここを決めないとリッピング作業にも入れないし、旅行に行っても旅行先で画像や動画はその日のうちにオンラインストレージに移したい。

 

その6 タンスも処分したい

リッピングしたCDやらを除いたスペースにDVD-RAMをしまえば、いまDVD-RAMをしまっているタンスも処分できるのではないか。そうすればかなり居室のスペースが広くなる気がする。

 

その7 動画編集に習熟したい

2012年にターボルへ行ってデジカメで動画を撮って、これをうまいこと繋げて『わが祖国』の「ターボル」をかぶせて観光VTRを作るぜとか思ってたけど放置したまま。2011年のムジリのボールタッチをほぼ全部抜いたのでこれも全部繋げてスーパープレー集を作るぜとか思っていたけど放置したまま。何故か。動画編集ソフトをうまいこと動かせないからだろう。ソフトに習熟するって結局あーだこーだ言いながらいじっているうちにコツがつかめてくるものだろうと思うが、賃労働者の頃はそこに到達するまでの時間をどうしても気にしちゃう。休みの日に半日かけていじってたけど成果物無し、みたいなのに心が耐えられない。これをなんとかしたい。

 

その8 PCまわり、タブレットWi-Fiも改善したい

現ノートPCはビールをこぼして以来左側のシフトキーが動かない。それ以外はほぼなんともなく動いているのでもったいないけど、文章を集中して打つのにイライラするのも事実なのでなんとかしたい。結局この辺はオンラインストレージ問題、スマートテレビ問題、旅行にどの機器を持っていくのが正解か問題等と複雑に絡み合ってて、部分を使いやすく改善しながら全体の最適化も求めていきたい。

 

その9 ブログを書きたい

「ブログ書くために仕事辞めるとかwww」と言われると反論の余地もないが、書くリズムを取り戻したいと言った方が正確かも。本を読んだり映画を見たりして何か思うところがあってとりあえず初校を書いて寝てそのままのブログネタが20くらいはある。読み直すと、正確な事実関係を本で調べないとと思ったり、言いたい事を伝えるのにいまいちこの言葉ではハマらないなあ他の言葉に置き換えられないかなあと思ったりしながら結局詰める時間や余裕がなくてそのままになっている。インターネットの匿名の集合知に未来を見たロマンティックな人間だから、他に書いている人がいなくてネットの海に投げておいたら良さそうな事をブログに書いておきたいという気持ちはあるんだけどね。この辺り、再就職する頃までにリズムを作りたい。

 

こうして列挙してみても、びっくりするほどしょうもないことしかない。人生の効率化を図るための効率が悪いとしかいいようがないが、そこは無能であることを認めて無能なりに何とかするしかない。未だキンドルiTunesで実体のないコンテンツを買えない心理的障壁を何とかしろっていう話かもしれない。ネットでLCCのチケットやライブのチケットは平気で買えるのにね。

 

発展その1 旅行に行きたい

前述の事を9月半ばまでには完了したい。そして9月下旬から10月中旬の料金低めで気候が良い時期に旅行に行きたい。6年に1度訪れることにしているプラハはとりあえず確定、カール・ラデックの生まれたリヴィウに行きたいというのもある、EUEU外の国境を陸路で渡ってみたいという願望があって今のところウージュホロドが有力。福岡からフィンエアーを使っていくとなると、福岡~ヘルシンキワルシャワかなあ。そっからポーランドはあんまり興味ないけどバスや列車で移動した方が効率良いかなあ。タブレットスマホ持って、向こうでSIM買って、ホテルやら乗り物やらネットで予約しながら進む旅行したいよね、2018年なら。しかし移動しながら宿を探す旅なんて20年以上してないし、ビビッて日本からネットで全部準備して日程カチカチに固めて移動するのが無難かなあ、みたいなところでフニャフニャしている、今のところ。旅行に出る前に、リヴィウガリツィア関係の本にも一通り目を通しておきたいところだが、出来るかどうか。

 

発展その2 ロシア革命史を勉強したい

研究するんじゃないよ。サバティカルを言い出したそもそもは池田嘉郎『ロシア革命』を読んだ事に始まる。塩川先生もいろいろ指摘していたが、参考文献がないからこれが学界の最新通説なのか池田先生の尖った独自説なのかよく分からない。それが段々と気になってきた。その後ジャイルズ・ミルトン『レーニン対イギリス秘密情報部』を読んだが、これは裏面史。表の歴史をちゃんと把握してないのに裏面史を読んでも意味がわからない。これはいかんと。ちゃんと全体像を把握したい欲が出てきた。話は変わるけど『ロシア史研究』も『スラヴ研究』も今はネットでPDFで読めるんよね。マイナーな紀要論文だって国会図書館から複写を郵送してもらえるし。市井の民間人にとってこんなに学習欲を満たせる時代がやってきたのに、学習してない俺って何なの。それは人生の大きな損失だよ、ってのが今回のサバティカルの根底にある。まあサバティカル期間中に全部読むなんて事はあり得ないが、それこそ再び賃労働を始めてもそういうのを読む時間が作れるように人生のリズムを作りたい。

 

賃労働をして、それ以外の時間ゴロゴロ暮らしながら「うわー、時間がない。好きな事が出来ない」って言うのは、自分に対しての言い訳になるけれど、会社を辞めて「好きな事をするぞー」と言ったら言い訳できない。なので、なかなかのプレッシャーがある。1年後、前述した事を何も消化できてなかったらどうしようみたいな。すでにこの1ヵ月、有給消化に入っていたが、びっくりするほどゴロゴロ暮らしていただけに。怖い怖い。

(何か追記するかもしないかも)

GTV『目撃!日本列島』2016/4~2017/3

俺たちに明日はない!“バスケおじい”最後の挑戦」

2017/4/1初回放送、25分、撮影:小林賢大、ディレクター:齋藤耕平、プロデューサー:長島悠、制作統括:松木秀文、制作・著作:NHK・沖縄

 

「旅立ちへあの日を胸に 震災遺児たちの6年」

2017/3/11初回放送、25分、撮影:山崎優輝、取材:大嶋貴志、ディレクター:堤早紀、制作統括:山田礼子/小寺康雄、制作・著作:NHK・仙台

 

「91歳の“深夜食堂”~長崎・佐世保~」

2017/3/4初回放送、25分、撮影:池田潤、プロデューサー:重藤聡司、ディレクター:松田大樹、制作統括:石本達也、制作・著作:NHK・長崎

 

「悩んでもがいて生きて 私たちの“二十歳の原点”」

2017/2/25初回放送、25分、取材:駒井幹士、撮影:河潙敏、ディレクター:前田悠希、制作統括:中島慎治、制作・著作:NHK・京都

 

「“外国人”が変えるスキーリゾート」

2017/2/18初回放送、25分、撮影:寺沼範雄/松井美喜雄、ディレクター:町田啓太、制作統括:横山文規、制作・著作:NHK・新潟

 

「47歳の拳 国内最年長チャンプ池山直

2017/2/11初回放送、25分、撮影:杉本明弘、ディレクター:原田真悠、制作統括:樋口俊一、制作・著作:NHK・岡山

 

「開拓村~もうひとつの戦後史~」

2017/1/28初回放送、25分、撮影:小川原裕史、ディレクター:篠崎貴志、制作統括:福田和代、制作・著作:NHK・長野

 

「思い出は額のなかに」

2017/1/21初回放送、25分、撮影:井上昭仁、ディレクター:長野匠、プロデューサー:村上祐一郎、制作統括:森山真彦、制作・著作:NHK・松山

 

「命を救うための“変革”~静岡密着・児童相談所~」

2017/1/14初回放送、25分、取材:山中律夫、撮影:奥田紀久、ディレクター:豊島あかり、制作統括:吉川香映/飯塚一朗、制作・著作:NHK・静岡

 

「その先に愛を描く~映画監督・佐々部清 介護を撮る~」

2016/12/10初回放送、25分、撮影:河内直之、ディレクター:山内沙紀、制作統括:中野信子、制作・著作:NHK・山口

 

「心の声に従え~平尾誠二自由を求めた生涯~」

2016/12/3初回放送、25分、取材:深川亮司、撮影:小川裕生、ディレクター:山口洋樹、制作統括:佐藤網人/神能克宏、制作・著作:NHK・大阪

 

「はじめまして僕のふるさと 移民3世おじいと旅した沖縄」

2016/11/26初回放送、25分、取材:土橋大記、撮影:平川惣一、ディレクター:二階堂はるか、プロデューサー:長島悠、制作統括:松木秀文、制作・著作:NHK・沖縄

 

「きっと変われる~“更生”をめざす少年たちへ~」

2016/11/19初回放送、25分、撮影:阪野仁、ディレクター:有賀菜央、制作統括:高田仁、制作・著作:NHK・名古屋

 

「岩泉 正念場の冬~台風10号からの再起~」

2016/11/12初回放送、25分、撮影:鈴木徹/長井和久、ディレクター:江口ひな子、制作統括:寺西浩太郎、制作・著作:NHK・盛岡

 

「思いきって今を~山形 車いすコーチと中学生球児~」

2016/11/5初回放送、25分、撮影:菊池太/小出賢、ディレクター:舩田遼介、制作統括:石川慶、制作・著作:NHK・山形

 

「#イマソラ~空を見上げる若者たち~」

2016/10/29初回放送、25分、撮影:伊藤稔、ディレクター:山崎真穂、制作統括:三村忠史、制作・著作:NHK・大阪

 

「五七五に思いを~大分重度障害者がつづる心の声~」

2016/10/22初回放送、25分、撮影:松田充弘、ディレクター:大岩万意、制作統括:行武哲三、制作・著作:NHK・大分

 

「ずっと誰にも言えなかった 大阪 夜の精神科クリニック」

2016/10/15初回放送、25分、撮影:堀内一路、ディレクター:高橋祥、制作統括:三村忠史、制作・著作:NHK・大阪

 

「喜久次と辰次~岐阜幇間物語~」

2016/10/8初回放送、25分、撮影・取材:大谷晴康、ディレクター:浅井正敏、制作統括:伊丹晃/石坂昭彦、制作・著作:NHK・岐阜

 

「町民つなぐ“ふたばのわ” 福島・双葉町 原発避難5年半」

2016/10/1初回放送、25分、撮影:新妻喜幸、ディレクター:曽原達裕、制作統括:池本端、制作・著作:NHK・福島

 

「よみがえる“我が家”~思い出と歩み始める人々~」

2016/9/24初回放送、25分、撮影:桂嶋賢二、ディレクター:山下佳乃、制作統括:山田礼子、制作・著作:NHK・仙台

(仮題)「家族をつなぐ“間取り図”~宮城震災6年目家族の記憶~」

(仮題)「よみがえる“我が家”~思い出と歩み始めた人々~」

 

「それでも阿蘇に生きる~熊本地震復興への祈り~」

2016/9/17初回放送、25分、撮影:中島広城、ディレクター:鈴木眞奈美、制作統括:太田良一、制作・著作:NHK・熊本

(仮題)「シリーズ地震に負けないそれでも阿蘇に生きる~熊本地震復興への祈り~」

 

「私の声が届いていますか~岩手陸前高田“漂流ポスト”~」

2016/9/10初回放送、25分、撮影:阿部崇人/野口宏明、ディレクター:佐々木浩人、制作統括:寺西浩太郎、制作・著作:NHK・盛岡

 

「シリーズ地震に負けない 由布院は元気です~熊本地震から5か月再起をかけて~」

2016/9/3初回放送、25分、撮影:田中一宏、ディレクター:大島悠也、制作統括:行武哲三、制作・著作:NHK・大分

 

「“消えない痛み”伝えたい~戦後71年・記憶と向き合った夏~」

2016/8/27初回放送、25分、撮影:松田浩司、ディレクター:加藤麗、制作統括:松島剛太、制作・著作:NHK・鹿児島

 

「ともに生きる 81歳ヘルパーの決意」

2016/7/23初回放送、25分、撮影:小迫裕之、ディレクター:棚橋大樹、制作統括:佐藤網人、制作・著作:NHK・大阪

 

「“老犬ホスピス”いのちを看取る」

2016/7/16初回放送、25分、撮影:河南良太、ディレクター:富岡亮、制作統括:城光一、制作・著作:NHK・宮崎

 

「止まり木におかえり~東京・居場所支援~」

2016/7/9初回放送、25分、撮影:岡崎将志/古木美穂、ディレクター:未包絵万、制作統括:吉田宏徳、制作・著作:NHK

 

「書道ボーイズの青春」

2016/7/2初回放送、25分、撮影:井ノ口輝憲、ディレクター:生田晃子、制作統括:福島広明、制作・著作:NHK・福岡

 

「さまよう患者を救え~東京初救急専門病院の挑戦~」

2016/6/25初回放送、25分、撮影・ディレクター:北條泰成、制作統括:藤田茂暢、制作・著作:NHK

 

「ボクは逃げない~ギャンブル依存症回復への道~」

2016/6/18初回放送、25分、撮影:中山剛裕、ディレクター:石川祥次郎、制作統括:武内俊輔、制作・著作:NHK

 

「養殖ブリの夢世界へ」

2016/6/4初回放送、25分、取材・撮影:丹尾友紀、ディレクター:本庄優一、制作統括:勝間田智之、制作・著作:NHK・奈良

 

「娘に伝える“仕事道”~ボートレース母娘対決!」

2016/5/28初回放送、25分、撮影:三宅貴、プロデューサー:藤吉純明、ディレクター:飯村マリエ、制作統括:松岡大介、制作・著作:NHK・福岡

 

「ありのままの君を~新卒採用大改革~」

2016/5/21初回放送、25分、撮影:朝重明、ディレクター:市野凜、制作統括:新野誠一、制作・著作:NHK

 

「奪われた時を求めて~苦悩する犯罪被害者~」

2016/5/14初回放送、25分、取材:寺島光海、撮影:吉永竜也、ディレクター:伊藤大志、制作統括:石本達也/籔内潤也、制作・著作:NHK・長崎

 

「2度目のキックオフ~Jリーガー再就職の現場~」

2016/5/7初回放送、25分、撮影:岡崎将志、ディレクター:酒井章行、制作統括:佐藤網人、制作・著作:NHK

 

「幸せは“あなた”の中に~末期ガンの母が自閉症の息子に残す道~」

2016/4/30初回放送、25分、撮影:鈴木雅之、撮影・編集・ディレクター:田頭浩平、プロデューサー:私市扶木子、制作統括:西村光弘、制作・著作:NHK・横浜

 

「私が会いたかったあの子~沖縄戦・学徒の面影をたどって~」 2016/4/23初回放送、25分、撮影:加屋本了、ディレクター:村山世奈、プロデューサー:渡辺摩央、制作統括:佐藤稔彦、制作・著作:NHK・沖縄

ハロプロ楽曲大賞2016

※2017年12月30日加筆。1年前を振り返ってみると、あんまりノリノリで投票した曲はなかった気がする。ちょっと不作の年。

1位 ランラルン ~あなたに夢中~/カントリー・ガールズ 2.5

「○○風に」という発注にちゃんと応えてこういう音楽作れるアレンジャーさんってすごいなあといつも思う。

2位 桜ナイトフィーバー/こぶしファクトリー 2.5

まだメンバーの声を聞き分けられなくて申し訳ない。

3位 One and Only/モーニング娘。'15 2.0

英語詞でEDMとかバラードとかやったら本場物と同じ土俵に上げられて比較されてつらいわけで、こういう娘。だけが持っている空気を移殖した感じが良かった。

4位 明日やろうはバカやろう/Juice=Juice 1.5

今年のJ=Jは武道館での『愛・愛・傘』『チクタク私の旬』『初めてを経験中』に尽きるっす。ああいう感じの、もっと作ってください。

5位 上手く言えない/アンジュルム 1.5

次々続々も愛のためもこれも諸手を上げて絶賛できない、良い所とそうでもない所と同居してて迷った。グループ全体としてはこの調子でいこう。

 

推しメン部門

カントリー・ガールズ 森戸知沙希

基本的には箱推し、人間関係ヲタ、わちゃわちゃしているの好きですが、まとめサイトのタグにあったら必ず見るという謎基準でちぃちゃんに。今年は盛土の年だし。

ヲタ活動

※2015年に続いてツイッターの過去ログを拾って雑なまとめにしよう。

2月14日(日)アンジュルム

どちらかといえばホールよりもライブハウスの方が好きだけど、そろそろコンサート90分+握手会30分ではなくコンサート120分にしてほしい。握手会はコンサートの前日にも当日にもCD予約販売会でいくらでもやっているんだし、握手のためにコンサートに来る奴ほとんどいないと思うのだが。

迷った末に行ったアンジュルムのコンサートだが、行って良かった。俺的には見納めになるだろうからとめいめい中心に見るつもりだったが、オープニングから髪を切ったむろたんに心を掴まれてしまった。ハロメンのビジュアル評価はあまりしない方だが、ショートカットむろたんがど真ん中過ぎた。

いつの間にか、りかこの背がすごい伸びてて、なおかつ以前からの手足を振りまくって大きく見せるタイプのダンスは変わっていないので、目立って目立って自然に目がいった。で、田村室田佐々木中心に見ていた。ユニット&ソロコーナーでもこの3人で1曲見たいと思った。

アルキメデスのように通りへ駆け出して「むろたんのキュートな魅力全開!」って叫んで触れ回りたい。むろたんに里山の野菜を大量に買わされて破産したい。しかしブログとか読み込んで内面まで知りたい感じでもない気もする。あくまで舞台の上で輝いててくださいというか。

※ここまでむろたんにハマってた記憶が全くない。

2月15日(月)福田こうへい

みんな大好き福田こうへいコンサートにきたよ。1日2公演とかCD買ったら公演後に握手会とかハロプロか!

観客席に双眼鏡・オペラグラス売りにきた!アップフロントも是非!

※スーパーマーケットに優待券が置いてあると観に行きたくなるマン。演歌歌手や舞台の人や声優さんの客いじりの上手さはいつ見ても感心する。営業に場馴れした雰囲気。

5月31日(火)モーニング娘鈴木卒業SP(ライブビューイング)

ライブビューイング楽しかった。りほりほコン同様に両隣が独り女子だった。右隣は眼鏡かけた地味OL風だったのに、始まったら緑のサイリューム振って最後の挨拶頃には号泣しててびびった。鈴木さん、女子人気あったんじゃのう。

モーニング娘さんとは音楽性の違いから疎遠になっていたけど、たまに見ると楽しい。今ツアーのセトリも見ていなかったから『声』のイントロが流れてきたときはキターってなった。つい最近「たまにはライブで橋本ゆかりんの『声』とかやらんもんかな」とか頭に浮かんだばかりだったからなおさら。

歌はふくちゃんと小田さんの2本柱に、まーどぅーをときどき起用する感じ? ふくちゃんは声優さんのキャラソンのように声色変えて歌い、まーちゃんは音域の得意不得意がありそうで、どぅーは平均点高いけど特徴に欠けて、結果小田無双になっている感じ?

大好きな『笑ってYOU』が聴きたかったけど、それはないものねだりというもの。

8月25日(木)ボーノ(ライブビューイング)

ボーノフェスタのLV着。まいおーるらいとすかいからのなつだからが観たいのう。

ボーノフェスタLVオワタ。マイクの音量が安定せんかった気がしたけど、楽器の音と人間の声を両立させるには、PAさんもその道の場数を踏まんと難しいのかのう。

美輪明宏感あった雅ちゃんは、他方ガキ大将ながら下々まで気配り出来る様がジュビロの名波サンのようでもあり、今後の同じような苦労を予感させた。

ポニーテールじゃない森戸ちぃさんが憂いを帯びた80年代アイドルのようでもあり、若干いなばっちょ要素をフュージョンして取り込んだようでもあり。

お気に入りのゆーあーまいふれんどが聴けて良かった。ストリングス隊バージョンよりは原曲のゆがんだギターの方が好きだけど。

キュートはたしか2010年頃のゼップ福岡で観て、好みじゃないと思ってそれっきりだったけど、最後にもう一度観たいと思った。今回もっとも見直した。認識を改めた。

※この頃から森戸ちぃマイブームが来たような記憶。

11月7日(月)ジュースジュース(日本武道館

最近のセトリからなさそうだとは思いつつも初めてを経験中が聴きたいのう。

ジュースジュースの武道館コンサート楽しかった。普通はソロコーナーやったり2人3人に分かれたりゲスト呼んだりしてうまく休んだり衣装変えたりするけれど、多少転換が不格好でも常に5人で舞台にいるところが真面目で不器用で彼女たちらしかった。

愛愛傘~チクタクのとき「可愛いパートだから次『初めてを~』来るかも」「いや、『香水』辺りに流れるかも」と心が揺れ動いた末にあのイントロが聴こえてきたときがハイライトだった。久しぶりにコンサートdvd買って、この3曲だけリピートし続けるかもしれない。

久しぶりに改めて見たちゃんさんは振りが大きかった。マジでエクササイズの教本dvd出したらいいのに。

あーりーの身体の曲げ方・折り方とかシャラポンに似ている気がした。遠くからでも口が目立ってて、サイコパスな殺人鬼の役をやってほしいなあと思った。絶対似合う。

かなともさんは個性的でうまいカラオケ歌唱から、ボイトレによってプロらしくなったけど個性が消える段階を経て、上手くて個性的な歌声にアウフヘーベンされた。すごい!

1階ファミリー席の前までみんなきてくれたのだけど、客を煽ったり振り付け踊ったりしながらぶつ切りパート割を歌うのってすごいスキルだなあと改めて思った。フルコーラスをソロで歌う方が絶対やりやすいよ。

※ライブブルーレイを買った。今どきの画質はこんなに良いのかと腰を抜かした。 

 

 …

12月10日(土)カントリーガールズ(ドラムロゴス

今日観たカンガルのコンサートはちぃちゃん可愛いちぃちゃん可愛いで90分過ぎた。どのくらい可愛いかといえば、2001年頃の85年組くらい可愛いといえば、カン梨華やカン紺藤の曲にも完璧な合いの手を入れられる皆さんには理解して頂けるはず。ハロカバは2009年辺りを境に懐メロ感が出る。

ダブルユーとか他にももっと良い曲あるじゃん、今の季節ならセクシースノーとか、と思ったけど、あ・の・ひ・とー♪の微妙なハモリパートの微妙さも本家を完コピしているようでほっこりした。

以前から「山木さんとサトタの声似ているなあ、稲場っちょとあさみも同じく」と思っていたのに、去年のライブだと受け持ちパートが逆なことが多くてちょっと残念に思っていたら、今回ばっちょのパートを山木さんがけっこう受け継いでてなんとなくサトタ無双な勘違いをしてしまいそうになった。

今朝ハロプロ楽曲大賞に入れた曲がなかなか出てこないので「アンコール後の最後の曲に違いない」と思っていたら結局やらなかったので、ありゃ?と思った。去年は手持ちの曲がないからカバー曲=カン娘の遺産を活用して偉いと思ってけど、仮にも今年のシングル曲をしないなんてよく分からん。

※2014年がおのれの嗜好がはっきりと確認できた年になり、2015年が各ユニットの単独コンサートにもだいたい足を運び、初めて日本武道館にもいった年になり、なんとなく満足してしまい、2016年は緩い活動になった気がする。土日がなかなか休めない今の仕事を辞めたら、ファンクラブ入って、福岡公演は軒並み申し込んで、最前列とか当ててみたいのう。