パロップのブログ

TVドキュメンタリーの記録は終了しました

自分の事


市役所が企画した観戦教室に便乗してレベスタジャパンラグビートップリーグを観てきた。観客層は三十路過ぎたキモヲタばかりのJリーグと違い、元競技者とその可愛い彼女風のカップラーが一杯だった。その分「観る専門」はあまりいない感じ。恐らく30年前の日本ラグビーは怪我人が出てもプレーを止めず、攻守の切り替えも早い観て楽しいスポーツで、30年前の日本サッカーはキーパーがバックパスをキャッチ出来、戦術的思考も薄く、ロングボールを放り込む退屈なスポーツだったかもしれないが、今やサッカーは無理してもボールを前に進めないとチャンスにならないし、プレーのオンタイムは延びている傾向にあるはず。そしてラグビーは単調なキックで陣地を取り、ラインを割ってセットプレーばかり、パスによる大きな展開もほとんどない(薄い所でインターセプトされるとチャンスが即ピンチだからだろうか)。プレーでリスクを犯さず(ボールが楕円なのに!)、戦術的な駆け引きも素人目には判らない。かくして目の前の肉弾戦から過去の身体的記憶が呼び起こされる元競技者以外にはますます観て楽しいスポーツから遠ざかっている気がした。