肌寒くて出掛ける気も沸いて来なかったが、レベスタまで福岡×岐阜を観に行く。先発にユタカもマコもキャプテン山形もいないが、故障者リスト入りなのか干されているのか分からない。で、CB3番手だった丹羽がキャプテンマークを巻いているのもよく分からない。マイボールになってカウンター発動シーンになっても、後ろから追い越しもせず3人目の動きもない。ポカもあるけど躍動感のある選手だった干されウェリントンは、4バックの前でワイパーする地蔵になって戻ってきた。札幌戦の「チームはらい」っぷりを見て以来、自分がこのクラブを応援モードで見ることは当分ないと思ったけど、純粋にゲームを楽しむ観点から考えても閉塞感がひどい。福岡にはタイプの違う65点くらいの選手が20人強いて、誰が出ても同じくらい弱い。常に出ている中島/ジョーゴ/ジャンボも実力というよりは地元人気枠だし。これに比べたら2004年頃の小野サンフなんて未来への希望の光が溢れまくり、マジで。もちろん、ある日ある試合でたまたま試した組み合わせが偶然にもズバリとハマり、そのまま最適化された布陣で固定され、快進撃を始める可能性もないとはいえないが、それよりも監督を代えた方が早い。勝つためには、対戦相手の分析が得意で、その分析に合わせてスタメンを変える、選手を部品のように扱うタイプの監督を持ってきて、リアクションサッカーに徹するのが一番だと思う。アウェー席にいた岐阜サポさんは選手の家族や彼女の率が高そうだった。JFLクラブっぽいというか。
BS-TBSで『自由な女神たち』を見る。「本日の主審はレナ・オリンさん、副審はガブリエル・バーンさんとクレア・デーンズさんのアイルランドセットです」と言いたくなるメンバー。ポーランド系の役をアイルランド系が演じるのは多分理由がある。昔週刊誌で読んだ「オマリーとパチョレックは同じカトリックだから気が合って仲が良い」という眉唾記事が頭に残っていた公開当時からずっと気になっていた。10数年来の懸案だったが、内容は微妙。舞台がデトロイトのポーランド人街だけど、ヨーロッパのアート系映画と同じ薫り。事件や物語を娯楽として描くのではなく、日常の生活にある空気やリズムを描くラッセ・ハルストレム風というか。と思って検索したら、オリンとハルストレムが結婚していると知った。ついでにオリンを検索したらアイリッシュではなくスウェーディッシュだと知る。O'linじゃなかったのか! 10数年来の勘違いに気付いただけでも見た意味があった。ついでにネットを始めた頃、Rade Serbedzijaの応援ページ(http://fayefaye-web.hp.infoseek.co.jp/actor.rade.html)を作っていたことを思い出した!
録画していた上の映画の最後にたまたま番組予告が残っていたおかげで、BS-TBS『高橋尚子のラララRUN』に吉澤さんが出演すると知り、あわてて今日の再放送分を録画予約して見た。フォーム矯正のアドバイスをするランニング専門家が「左腕の振り方を直したら、左膝痛も直る」ようなことを言っていたが、こんな番組への出演がきっかけで長年の左膝痛が直った完全体の吉澤さんが見られるならありがたい話だ。