パロップのブログ

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CS「第14節・浦和レッズ戦」

2007/8/1放送、実況:西岡明彦、解説:田中孝司
鹿島戦1stlegの後で「レッズ戦では、右CBに駒野、右WBにハンジェもありだと思うが、この試合で向き不向きを判断するならば、ハンジェと一誠の位置をどっちにしようか迷うことはあるまい」と書いた自分としては、前日の盛田-槙野-駒野という噂を聞いて、ミシャ脳とのイメージシンクロ率が高まったという自信があったのだが、ミシャには斜め上を行かれてしまった。後者に関しては、二度と一誠の右WBはないと思っていたのだが、まだまだ観察と読みが足りないようだ。
元気だった開始30分のうちに何とか先制していれば、後半の戦い方がもう少し省エネになっていたかもしれない。ハーフタイムは流石に交代の予想を立てられなかった。後半15分で中盤の足が止まってしまってからは、寿人が疲れているようだしクワダと代えようか、一誠を入れるなら柏木か浩司のところだろうか、などと予想してみたが、見事に外れた。
戸田は「相手が4バックの方がやりにくい」と書いてたと思うが、3バックだとがっちり噛み合う分、サイドの1対1で力負けするとかなりやばい。それと相手の3バックから誰かが上がってくるとなかなか掴まえられない。
相馬にやられまくりだった印象が残るハンジェだが、イヴィツァ風に言えば「ハンジェが相馬に守備をさせる」ような攻めをチームとして狙って欲しいところ。余談だが、代表厨はダイジェストで突破の場面だけ見て「水野を使え」「相馬を使え」と言うけれど、あんな簡単なワンツーでハンジェに裏を取られるような選手は怖くて少なくとも先発では使えないだろうと思う。もっと余談だが、サウジ戦の2失点目で、サイドをえぐった相手選手のクロスに足を出したのが何故かガチャピンで、中で絞っていたのが何故か駒野だった。セットプレーでもなかったし、2人の位置が逆だったらなあ、と思ったからなのか、記憶に残っている。
ほとんどミスがなかったつなぎのパス、前が開いていると見ればドリブル、上下動出来る運動量など、駒野をもう一度センターハーフで見てみたいという思いはますます募ったのだが、今日のハンジェと一誠を見る限り、ストロングポイントというよりは消去法で駒野を右WBで使うしかないようだ。こういうチームのバランスが悪い時こそ新人のチャンスなのだが、遊佐は残念。
恐らく青山にかかる負担は相当なもので、今日はやばいパスミスも少なかったし、ご苦労様としか言い様がないけれど、イヴィツァは将来的には2センターを1センターハーフにしたいらしいし、若いうちに苦労は将来きっと役に立つはず。
これから残留が決まるまで、相変わらずのメンバーでいくのか、変化と刺激を加えるのか、さっぱり読めないが、それなりに楽しみ。しかし、8/12-15-18、8/26-29-9/1と、夏休み中に日-水-土の頭おかしい日程が2回あるけど2回とも該当するのはサンフだけ。土-水-日のクラブと比較したらえらい不利だろうに。まあJリーグ協会さんはサンフがJ2に落ちて駒野や柏木が金持ちクラブに移籍することを望んでいるのだろう。